JR東日本、上所駅の外壁カラーを一般投票で決定 - 2024年度末開業

JR東日本新潟支社は18日、新潟市と連携して新設工事を進めている越後線の新駅、上所(かみところ)駅の外壁カラーが一般投票で決定したと発表した。上所駅は越後線の白山〜新潟間に新設され、2024年度末の開業を予定している。


上所駅の外壁カラーに関して、一般投票で決める「上所駅外壁カラー選挙」を2024年1月18〜31日に実施。デザインコンセプト「水のせせらぎ」や周辺環境との調和を考慮した5色の候補から選んでもらい、投票総数は1,077票となった。投票期間中、完成の姿を想像してもらうため、外壁見本材を新潟駅とユニゾンプラザの2カ所に展示したとのこと。



展示された5色の外壁見本材には、それぞれ「スタイリッシュ」「あたたかみ」「ぬくもり」「クール」「リラックス」というタイトルが付けられ、その中で293票を集めた「リラックス」が最多得票を獲得。上所駅の外壁カラーに決定した。

上所駅の開業に向けて、外壁カラー選挙以外にもさまざまなプロモーション活動を実施しており、地元の祭りに参加して上所駅の紹介を行うほか、SNS(X、YouTube)を用いた情報発信、地元高校生を対象にした課外授業なども実施している。


上所駅の新設工事は2023年度から進められ、2024年2月にホームの基礎工事が完了。今後、2024年度末の開業へ向けてホーム工事、屋根工事など順次工事を進めていく。今回決定した駅舎の外壁については、2024年秋頃から設置を予定している。（木下健児）