ソフトバンク・大関友久が西武相手に6回無四球4奪三振 大矢氏「開幕ローテーションは任せてという投球」

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2024年03月19日 06:22  ベースボールキング

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ソフトバンク・大関友久 (C) Kyodo News
ソフトバンクは16日、オープン戦で西武と対戦し2−1で勝利。開幕ローテーション入りを狙うソフトバンク先発・大関友久は終始安定したピッチングを見せ、6回80球を投げて3安打無四球1失点4奪三振とアピールに成功した。

昨季自身初の開幕投手を務めるも、17試合に登板し5勝7敗・防御率2.92に終わった大関。今季巻き返しが期待される中で結果を残し、試合後には「まだまだ状態は上がる」と、順調な仕上がりへ自信を深めた様子だった。

チームの覇権奪回に向けて必要不可欠な左腕の好投に、18日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも注目が集まった。

解説の大矢明彦氏は、大関の初回の投球について「テンポが良い。立ち上がりから力むことなく、ストライク先行であぶなげなく投げている」と評価。6回を通してストライク率71%と常にゾーンで勝負できていた部分を称え、「コントロールと球速に自信がないとできない。余程自分の今の状態が良いと思っている」と分析。「投げ間違いがなく、落ち着いていた。ボールが散らかることもなく、自分にローテーションを任せてという投球だった」と総括した。

さらに大矢氏は、この日の大関の投球に対して「一番良かったのは、6回まで投げて先頭打者を一人も出さなかったこと」と評価し「自分のピッチングを有利に進める上でとても大事なこと」だと語った。加えて「もう一つ良かったのは、四球がなかったこと。ベンチがすごく安心して見ていられる内容だった」とその安定ぶりを絶賛。カウントが3ボールまで進んだ場面が2回しかなかったのも踏まえて「ほぼ開幕ローテーションに入ってくるだろう」と太鼓判を押した。

開幕ローテーション入りへ確実に前進する投球を披露した大関。プロ入り3年目となる今季、チームを勝利に導く左腕のエース候補として、大きな飛躍が期待される。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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