「給与が低い」「仕事量が多い」思い描いていた”社会人像”とのギャップ 今、新社会人にアドバイスするなら…

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2024年03月19日 06:50  まいどなニュース

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入社後に感じたギャップは思っていたより「給与が低い」 ※画像はイメージです(metamorworks/stock.adobe.com)

みなさんは、新社会人の時に入社前後で思い描いていた「社会人像」とギャップを感じたことはありますか。auじぶん銀行株式会社(東京都中央区)が、このほど実施した「働く男女の新社会人の時の仕事・生活・お金」に関する調査によると、約8割が「思い描いていた”社会人像”とギャップを感じた」と回答しました。また、具体的なギャップとしては「給与が低い」が最多となったそうです。

【調査結果】入社前に抱いていたイメージが、打ち砕かれた!?

調査は、全国の20〜40代の働く男女500人を対象として、2024年2月にインターネットで実施されました。

まず、「新社会人の時、入社前に不安を感じていましたか」と聞いたところ、全体の8割近くが「感じていた」(感じていた55.4%、どちらかというと感じていた22.8%)と回答しました。

また、入社前と入社後で「思い描いていた”社会人像”にギャップがあった」と答えた人は81.0%。具体的には、「給与が低い」(34.0%)が最も多く、次いで「上司とのコミュニケーションが難しい」(20.4%)、「仕事量が多い」(19.0%)といった回答が上位に挙がりました。

次に、新入社員の時に、「仕事以外で楽しみにしていたこと」を複数回答で答えてもらったところ、「趣味」(40.2%)、「友人や恋人との食事・飲み会」(34.6%)、「旅行」「買い物」(いずれも26.6%)などが上位に並びました。

これを年代別でみると、20代、30代は「趣味」(20代46.1%、30代38.9%)、40代では「友人や恋人との食事・飲み会」(36.7%)が最も多くなりました。「会社の同僚との食事・飲み会」に注目すると、20代の18.0%に対し、40代では29.5%と年代によって大きな差がみられました。

続けて、「新社会人の時のお金の使い方」についても調査をしたところ、新社会人の時の「1カ月間の生活費(家賃・水道光熱費は除く)」は、「3万円以上〜5万円未満」(25.6%)が最多に。さらに、1カ月の生活費の中で「一番お金をかけていたもの」を教えてもらったところ、「食事・飲み会」(29.4%)、「趣味」(23.2%)、「ファッション」(11.4%)が上位となりました。

また、今の新社会人に向けてアドバイスするとしたら、「一番お金をかけるべきものは何か」を聞いたところ、「プライベートの充実が仕事のモチベーションにも繋がるから」という声が寄せられた「趣味」(27.0%)が1位に。ほか、「自己啓発(資格取得など)」(18.6%)や「食事・飲み会」(15.6%)なども挙げられました。

最後に、新社会人の時の「資産形成」について聞いたところ、全体の71.0%が「資産形成をしていた」と回答。また、資産形成をしていた355人のうち、89.6%が「貯蓄」、34.6%が「投資」と回答しており、投資を取り入れていた人は少数派であることがうかがえました。

なお、全体の約7割が「新社会人時代に投資をした方が良いと思う」(思う35.0%、どちらかというと思う34.2%)と回答しています。

また、「今、新社会人になれるとしたら実施してみたい投資方法」については、「NISA(つみたて投資枠)」(48.4%)、「NISA(成長投資枠)」(32.4%)、「株式」(31.0%)といった回答が上位に挙げられたそうです。

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