《直撃》ハラスメント市議、坐骨神経痛で議会退席も女性を膝に乗せることはできる証拠写真

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2024年03月20日 06:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

3月14日の昼間、直撃取材に答える小峰和美氏

 宴席の座敷でしなだれる女性に密着し、ニヤけた表情を見せる高齢の男性。何ともいかがわしい写真だが、この男性は西東京市議会議員なのだ。

小峰和美氏ですね。'06年に初当選後5期連続で市議を務めていますが、これといった実績はありません。写真の行為は公人としてどうかと思いますが、市民は驚かないでしょう。彼には前科がありますから」(政治部記者、以下同)

 女性議員に対してハラスメント発言を繰り返していたことが'23年に報じられた。

「“専業主婦になったほうがいい”“おまえをいじめてやる”などの暴言がありました。小峰議員は謝罪しましたが、以前からセクハラやパワハラを繰り返していたようです」

「幹事が呼んだ」「抱きかかえてない」

 3月14日、小峰氏が理事長を務める幼稚園から自宅に戻ってきたところを直撃。写真を見せると悪びれる様子もなく自分とコンパニオン女性だと認めた。

「そうなのよ、コレ、困っているんですよ」

 まるで被害者であるかのように語る。どんな宴会だったのかを尋ねた。

「これは西東京市の地元の農業組合による年始の集まりです。1月13日の夕方に市内の飲食店で行いました」

─コンパニオンは小峰さんが呼んだのですか?

「いや、私は知らないですよ。幹事が呼んだんですよ」 

─そもそも、コンパニオンを呼ぶ必要があるんですか?

「私に聞かれても困るんです。幹事が呼んだんですから、幹事に聞いてくださいよ」

 小峰氏はその場で幹事に電話をかけ、自分が呼んだのではないことを証明してほしいと懇願する。

─誰が呼んだかではなく、小峰議員がコンパニオンを抱きかかえてお酒を飲んでいるのが問題では……?

「抱きかかえてなんてないですよ。近くにいるだけです」

 女性を膝に乗せているように見えるが、違うと主張する。

“坐骨神経痛”の謎

 もう一つ、疑問点がある。

 '23年11月以降に、小峰議員は座骨神経痛で議席に座るのが困難という診断書を事務局に提出しているはずだが。

「座骨神経痛は膝から下なんです。だから、椅子は座れないけど、床なら大丈夫なんですよ。医者の診断書もあるから見てくださいよ。私が嘘を言っているとでも?」

─でも、バイクで議会に行っているんですよね?

「バイクは2分くらいだから大丈夫なんですよ。5分ぐらいから痺れが出てくるんです」

 宴席では痛みが出ないということらしい。反論しながら、怒りの発言も飛び出した。

「もっと問題なのは、これを盗撮した人です! 許せない」

 やはり被害者意識があるようだ。小峰氏について、同僚である西東京市議で元タレントの長井秀和氏に話を聞いた。

「小峰大先生は、議会に来ても座骨神経痛で席に座れないと、1分もせずに議場から退場する“レアキャラ議員”です。ツチノコ、ネッシー、口裂け女と並ぶ都市伝説級な存在。コンパニオン飲み会では、座骨神経痛を緩和する方法が見つかったようですね。座ると痛いと言っていたのに、女性を膝に乗せると喜色満面で心地よく座れるんですから

 かつての芸人時代を思わせる毒舌で一刀両断する。

 小峰氏の取材を続けていると、自宅前に彼の妻が顔を出した。写真について聞いてみると……。

「アウトですよ、完全に!!」

 妻のあまりの剣幕に、小峰氏は黙り込んでしまった。

 翌3月15日、座骨神経痛で議会に出席ができないことについて、小峰氏の事務所に電話で問い合わせると、意外な答えが。

「一身上の都合で、今朝、辞職届を出しました」

 これにより議会で追及されることはなくなったが、家で妻から厳しく叱責されることになるかも……。

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