「お手」習得後に“あざとさ”を覚えた黒柴子犬と、ヤキモチ焼きの構ってちゃんに育ってしまった柴犬…まるで人間のような仕草でメロメロに

　人間に例えると2〜3歳くらいの知能レベルを持つのではないかと言われるわんちゃん。そんなわんちゃんの成長が最もよくわかるのが彼らのリアクションだ。お兄ちゃんと「お手」の習得に励む黒柴犬ちゃんと、飼い主のママさんが大好きすぎてパパさんにヤキモチを焼いているちょっぴり大人の柴犬くんの愛くるしさについて、それぞれに飼い主さんに聞いた記事を振り返る。

【動画】「ぐはっ！なんだこの可愛さは…」お手練習中の黒柴ふうちゃん

■“お手”を覚えてから、さらにコミュニケーションを取りたいアクションを

　お兄ちゃんと「お手」の習得に励む黒柴犬・ふうちゃんの愛らしい姿に14万ものいいねが集まり、「一生懸命覚えようとしているけどまだわかってなさそうな背中」「お座りの姿勢からキュンキュンする」「気づいたらループしてた」と多数のコメントが寄せられた。

　「ちょこんと座って、何だか暇そうなふうちゃんを見ていたお兄ちゃんが、即興で繰り広げたのがあのお手講座でした。今思うとお兄ちゃんも、無意識のうちに、あの小さくて愛くるしい手にただただ触れていたかっただけなのかもしれません（笑）」

　子犬だったからかその成長は目覚しく、おやつが欲しい時、トイレの場所に成功して褒めてほしい時、遊んでほしい時…ふうちゃん自身からアクションを起こすことも増えた。

　「ふうちゃんは食いしん坊なので、その後お手を習得してから、誰かの前に急に座っては何も言ってないのに“エアお手”をしてきます（笑）。しかし食べ過ぎも良くないので、こちらもその強烈な可愛さに目を背けておやつをあげないと、伏せて上目遣いをして追い討ちをかけてきます」

　食に貪欲で、決して諦めないで精神、つぶらでうるうるな瞳に「飼い主はやられまくりです」とメロメロの様子。「よく食べて寝て遊んで、心も体も健康に育ってほしいです」と飼い主さん。現在ではもっとしたたかに（？）、たくましく育っているかも…。

■犬だってヤキモチを焼く…「中に人間が入っているのでは」と思えるほどに成長

　一方でこちらは、飼い主のパパさんと、ママさんの膝枕争奪戦を繰り広げる柴犬の小太郎くん。パパさんが膝枕されにいくのをあの手この手で阻止しようとする嫉妬深さに「言葉を話すかのようにキレている」「でも、噛まないのはエライ」と反響が集まった。

　何か言いたいことがあったら声を発してコミュニケーションを取ろうとしてきた小太郎くん。いつしか話しかけるような声を発し始め、それが人間のように喋っているように聞こえるようになってきた。

　動画では小太郎くんがヤキモチを焼く姿が可愛すぎたのか、ママさんの膝に頭を乗せようとするジェスチャーを繰り返したパパさんに言葉を話すかのように唸る、吠える…。しまいには、膝を陣取り挑発するパパさんにワンパンチするまでにブチ切れ（？）も。これには「中に人間が入っているのでは」というコメントも寄せられた。

　小太郎くんは、飼い主のママさんの膝に頭を乗せて寝るのが習慣になっているため、「寝床が取られる」「パパが膝枕しにくるとママに構ってもらえなくなる」と思って嫉妬が発動したのかもしれない。

　この小太郎くん。実は日常からヤキモチ焼き。ママさんが小太郎くんを撫でている間に友人からの電話に出ると、「構ってほしい」とワンパンチしてくるとか。

　「外では番犬顔をしていますが、家に戻るとこのように途端に甘えん坊になる姿がかわいくも愛おしい。これからも、一日一日が楽しかったと思えるように過ごして欲しいです」