ゲランのスズランの香り「ミュゲ」 今年は彫刻家アン・ロペスとコラボした繊細なボトルで登場

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2024年03月21日 17:51  Fashionsnap.com

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ミュゲ(オーデトワレ)

Image by: GUERLAIN
 「ゲラン(GUERLAIN)」から、5月1日の「スズランの日」を祝して毎年発売する限定フレグランス「ミュゲ」が今年も登場する。125mLと30mLをセットにし、4月1日にGINZA SIX、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、日本橋高島屋、心斎橋大丸、銀座三越、公式オンラインブティックで発売する。価格は税込11万6600円。

 フランスでは、スズランの日に愛する人やお世話になっている人にスズランの花を贈るという習慣がある。ゲランは110年以上にわたり、芸術的なミュゲのフレグランスと共にこの日を祝してきた。ミュゲは毎年アーティストやデザイナーとコラボレーションしたボトルで限定発売している。
 今年は、“白の彫刻家”の異名を持つ彫刻家アン・ロペス(Anne Lopez)とコラボし、芸術と工芸へのコミットメントを表明。ゲランのアイコンであるビーボトルを、大理石パウダーを混ぜた漆喰で作った24輪のベルシェイプのスズランで彩り、ブラシであしらった22Kゴールドのアクセントと柔らかなグリーンの葉の彫刻をボトルの曲線と調和させた。最後の仕上げとして、ゲランのアトリエ職人「ダム ドゥ ターブル」がネック部分にゴールドのコードを巻き、ボトルの中心にゴールドのラベルを貼り付け、幸運を振りまくオブジェに仕上げた。
 フレグランスは1908年、ゲラン3代目調香師ジャック・ゲラン(Jacques Guerlain)が、忠実にスズランの香りを表現した初めてのミュゲを手掛け、1998年に4代目調香師ジャン・ポール・ゲラン(Jean-Paul Guerlain)が優しいスズランの香りを制作。2016年に5代目調香師ティエリー・ワッサー(Thierry Wasser)がこれまでの香りを再解釈し、現代の形に進化。以前までの高貴なフォーミュラからインスピレーションを得て、幸運を呼ぶスズランの香りを可能な限り再現したオーデトワレを創作した。グリーンをイメージさせる快活な花のフレッシュさと、蜂蜜のようにまろやかなノートを絶妙なバランスで融合させ、トップノートのグリーンが春の陽気な雰囲気を描きながらフレッシュに広がる。フレッシュなフローラルのハートノートではスズランが爽やかに、ローズがみずみずしく香り、ベースノートのジャスミンが上質なローズと優しく溶け合い、忘れられないような余韻を描きながら春の訪れを奏でる。

■ゲラン:公式オンラインブティック

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