あのLogitech(ロジクール)からミラーレスカメラ登場 配信特化のマイクロフォーサーズ機

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2024年03月22日 08:31  ITmedia NEWS

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 PC周辺機器などを手掛けるスイスLogitech(日本法人:ロジクール)は3月19日(現地時間)、マイクロフォーサーズ規格に対応したミラーレスカメラ「Logitech Mevo Core 4K」を発表した。価格は999ドルで、米国とカナダの2カ国で展開する。なお、日本での販売については不明だ。


【写真を見る】マウスとかでおなじみロジクール(Logitech)から登場したミラーレスカメラ(計7枚)


 Mevo Coreは、いわゆるボックスタイプのカメラで、一般的なミラーレスカメラにあるようなグリップや液晶パネルなどはなく、基本的には三脚などに固定して映像配信するものとなっている。アプリなどから遠隔で操作でき、複数台を使ってのマルチカム撮影にも対応する。内蔵バッテリーだけで最大6時間配信でき、USB Type-Cポートで給電しながらの使用も可能だ


 ボックスタイプのカメラは、同じマイクロフォーサーズ規格だと、パナソニックの「DC-BGH1」や、Blackmagic Designの「Micro Studio Camera 4K G2」などがあるが、いずれも業務用途も想定したもの。Mevo Coreはより安価(999ドル)かつ手軽に導入できるのが強みだ。


 イメージセンサーは830万画素のCMOSセンサーで、4K30fps/1080p30fps/720p30fpsでの録画が可能。配信は1080p30fps/720p30fps/480p30fps/360p30fpsのパターンが利用できる。ボディ内手ブレ補正は搭載していないが、電子式手ブレ補正をサポートする。


 USB Type-Cは2ポートあり、PCと接続するとWebカメラとして使用可能。その他、HDMI出力ポート、3.5mmオーディオ入力、microSDカードスロットを内蔵。音声入力は、空間オーディオとノイズキャンセリングに対応した3つのマイクアレイを内蔵する他、Type-Cに接続したオーディオインタフェース、モバイルデバイスに接続されたマイク(アプリ経由)などが利用可能だ。


 映像出力は、NDI、HDMI、SRTに対応する他、YouTubeやTwitchに直接ストリーミングできるという。ネットワークは、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1が利用でき、専用アダプターを接続することでイーサネットへの接続も可能だ。本体サイズは、8.24×9×9cm、重さはバッテリー込みで700gとなる。


 現時点で動作テストが完了しているレンズとして、OMデジタルソリューションズの「14-42mm EZ」、パナソニックの「14-42mm PZ」「45-175mm PZ」、シグマの「16mm f/1.4 DC DN」を挙げている。他のマウントが利用できるようにするマウントアダプターも近日公開予定としている。


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