阪神　中野OP戦35打席目で久々ヒット＆前川タイムリーツーベースで1点先制

　阪神は23日、オープン戦でオリックスと対戦。中野拓夢にオープン戦35打席目に久々のヒットが生まれ、前川右京が右中間にタイムリーツーベースヒットを放ち、1点を先制した。

　昨季最多安打のタイトルを獲りながら、ここまでオープン戦34打席ノーヒットと苦しむ中野に待望のヒットが出た。1回に先頭打者として打席に入った中野は、オリックス先発・カスティーヨの4球目をレフト前に運び出塁。この日京セラドーム大阪に詰めかけた阪神ファンからも、大きな拍手が沸き起こった。
　
　その後一死一塁の場面で、3番前川右京が外側のツーシームを左中間深くに打ち返し、一塁走者中野は一気に本塁へ生還。先制のタイムリーツーベースヒットとなった。20日ソフトバンク戦で右足を負傷した森下翔太がこの日も欠場し心配される中、ライトで先発出場した前川にとっては開幕に向けて大きなアピールとなった。