ポーラからホテルアメニティの体験型新ブランド「イウゲン」が誕生　ヘアケア製品とボディケア製品を展開

　ポーラが、ホテルアメニティの新ブランド「イウゲン（IUGEN）」をローンチする。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ＆バスジェル（各450mL 各税込4180円）の3品を展開。5月20日から国内で提携しているホテル・旅館等に導入および販売するほか、ポーラ公式オンラインストアや旗艦店「ポーラギンザ」などで取り扱う。

　ブランド名は、“奥深く計り知れない美しさ”を意味する「幽玄（ゆうげん）」の古語にならい、想像力が膨らむような幽玄な体験から、新たな自分を見つけて欲しいという思いを込めた。表面的だけでなく目に見えないものを感じ取る日本人の美意識をヒントに、さまざまな情景へ想像が膨らむ幽玄の世界へ誘うようなデザインを意識したという。
　また、資源の循環を通じて自然環境との調和を目指し、配合する天然由来保湿成分は環境に配慮した日本産を採用。ヘチマ果実、葉、茎エキスは、原料売上の一部が沖縄の珊瑚礁保護活動に寄付されるもので、酒粕エキスとトウミツはそれぞれ純米酒や和三盆製造時の副産物を使用したアップサイクル原料を取り入れた。容器は100％再生PET容器を用いている。
　アイテムの香りは、情景の想像が膨らむような日本の素材をイメージ。シャンプーとコンディショナーは、みずみずしい静けさとともに落ち着きのある「山紫水明の香り」で、トップはレモンと黒酸塊（クロスグリ／カシス）のシトラス、ミドルには木蓮やイランイランなどのフローラル、ベースに白檀や琥珀がウッディに香る。ボディソープ＆バスジェルは神秘的な白檀と共に自分を慈しむ「理想郷の香り」で、トップはスパイシーな小豆蔲（ショウズク／カルダモン）や黒胡椒から始まり、続くミドルではフローラルなすずらんや茉莉花が広がり、ベースの白檀や檜が香りに余韻を残す。
　今後は、奥深い幽玄が感じられる体験コンテンツを提供予定。入浴、香り、化粧の伝統をポーラならではの視点で解釈・進化させた「入浴の道」「香りの道」「化粧の道」として提案する。バスタイムの楽しみ方や香りをたしなむ方法、日本古来の美容法を継承および進化させた手入れの仕方などのコンテンツを用意するという。

■ポーラ：公式サイト