ふれあい動物園で9歳少年がウサギなど11匹を絞殺 罪に問われず批判の声も

7

2024年03月29日 07:30  Sirabee

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

オランダの動物園で、飼育中のウサギやモルモットなど計11匹が死骸で見つかった。9歳少年の犯行だと発覚したことを、『Daily Mail』『GB News』などが伝えている。

 

■動物園のリピーターだった少年

11日午後、ある少年(9)がオランダの町フック・ファン・ホランドにある動物園を訪れた。同園はヤギやブタをはじめ、アヒル、ウサギ、モルモットなどを飼育しており、各動物とふれあい体験ができるという。

少年は、両親とともに同園を過去に何度も訪れたことがあるリピーターだった。そのため職員の中には、少年を認識している人もいたそうだ。

 

関連記事:ロシア軍の攻撃で息子に先立たれた父親 血まみれの手を兵士に見せ激高

■ウサギとモルモットを絞殺

この日は1人で訪れた少年は、ウサギとモルモットがいるエリアへ。そして職員が気付いた時には、ウサギ9匹、モルモット2匹が死亡している状態だった。そのほとんどが、首を絞められて殺害されていたという。

同園のマネージャーによると、少年は犯行直後も表情一つ変えることはなく、多くを語らなかったそうだ。動機は不明なままだが、すべてのウサギを殺害しなかったことについては、「逃げられてしまい、捕まえられなかったから」などと説明したという。

 

関連記事:動物殺害の動画投稿で批判殺到の女が逮捕 生きたまま切断して内臓を取り出し…

■未成年のため刑事責任問われず

事件の連絡を受けた少年の両親は、急いで動物園に駆け付けた。警察も呼ばれて少年の身柄を一時拘束したが、すぐに釈放したとみられる。オランダでは、12歳以下の未成年者は刑事責任を負うだけの能力が不十分とされ、罪に問えないからだ。

しかしながら残忍な犯行ということもあって、少年は今後、ケアプログラムを受ける予定だという。

 

関連記事:ノンバイナリーの高校生が校内暴行を受け翌日に死亡 学校は通報すらせず

■「罪に問うべき」の声も

このニュースが報じられると、ネット上では「9歳なら善悪は理解できる。素手で首を絞めて殺すなど、残忍極まりない」「未来の殺人鬼が誕生した瞬間」「子供を独りにした親の責任。動物虐待する子は親に問題があるケースが多い」など、少年のみならず両親にも批判的な声が集まった。

他にも、「動物園の職員が無能。大量殺戮していたら、途中で気付くはず」「年齢関係なく、残酷な犯行であれば罪に問うべき」「ケアプログラムは税金の無駄遣い。もう更生は難しい」など、動物園や司法制度を批判する声もある。

・合わせて読みたい→ノンバイナリーの高校生が校内暴行を受け翌日に死亡 学校は通報すらせず

(取材・文/Sirabee 編集部・宮 ちてら)

このニュースに関するつぶやき

  • サイコパス…幼い頃どころか生まれつきこういう異常者ってのは一定数いる。海老名の社宅にいた時の土田三兄弟もそうだった。ザリガニ踏み潰したりとかな。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(7件)

ニュース設定