新たに3選手の負傷が判明…チェルシー指揮官「チルウェルも確認しなければ」

　チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、イングランド代表DFベン・チルウェルの状態に言及した。28日、クラブ公式サイトが伝えている。

　インターナショナルウィークが終わり、チェルシーは30日にプレミアリーグ第30節でバーンリーとの一戦を迎える。同試合に向け、負傷者リストを更新したチェルシーは新たにGKロベルト・サンチェス、DFトレヴォ・チャロバー、MFカーニー・チュクエメカが負傷したことを明らかにし、9選手が負傷者リストに名を連ねている。

　さらに、バーンリー戦に向けた会見を行ったポチェッティーノ監督は、イングランド代表に招集され、2試合に先発出場を果たしたチルウェルが問題を抱えていることも明かした。

「私たちはまだチルウェルのような何人かの選手も確認しなければならない。彼は私たちとプレーしていないのにもかかわらず、代表チームで2試合もプレーして戻ってきた。彼はひざを打撲した。今日は問題なくトレーニングできたけど、明日どうなるか、チームに加われるかは見ていくしかない」

　今シーズン負傷離脱を繰り返しているチルウェルは復帰直後ながら、今月のイングランド代表の活動に招集。2試合に先発起用され、26日のベルギー代表戦ではフル出場を果たしていた。

　ポチェッティーノ監督は「彼が2試合も先発出場したのは私たちにとってはサプライズだったかもしれないけど、ベルギーとの試合の最後で足をとられる不運もあった」と復帰したばかりのチルウェルが代表戦で2試合連続で先発起用されたことには驚いたことも認めつつ、「私たちにとってはまたしても不運だが、彼が起用できるかどうかを確認する必要がある」と語った。

　なお、アルゼンチン代表に招集されていたMFエンソ・フェルナンデスについては「エンソのような他の数選手はまだ帰ってきていない」こともポチェッティーノ監督は明かしており、バーンリー戦は少なくとも11選手に欠場の可能性が浮上するなど、チェルシーは再び苦しい台所事情になっていることが明らかになっている。