東京で桜開花 昨年より15日遅く 平年より5日遅い

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2024年03月29日 14:09  日本気象協会

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日本気象協会

東京で桜開花 昨年より15日遅く 平年より5日遅い

今日3月29日(金)、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。統計開始以来1位タイの早さだった昨年より15日遅い開花となりました。平年より5日遅い開花です。



●東京で桜開花


今日3月29日(金)、気象庁は東京・靖国神社にある桜の標本木で、桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。昨年より15日遅く、平年より5日遅い開花です。
今年3月は寒の戻りが続いたため、統計開始以来1位タイの早さだった昨年より2週間以上も遅い開花となりました。

昨年は統計開始以来、2020年と2021年と並び最も早い開花で、早い時期からお花見が楽しめました。開花〜満開までの日数は、東京だと平均8日ですが、今日29日(金)から一気に暖かくなるため、満開までは平均より短くなる可能性が高いでしょう。


●桜の開花日とは


桜の開花日とは、標本木で5〜6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5〜6輪に含まれません。

観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。

一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。ただし、寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。


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