卵巣から摘出した巨大なコブのような10キロの腫瘍、中には歯や骨の成分が(露)

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2024年03月31日 21:00  Techinsight Japan

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女性の卵巣から約10キロの腫瘍を摘出したロシア、モスクワ市内のクリフォソフスキー救急医療研究所の医師。腫瘍の中から歯や骨の成分を発見した(『КОНТ 「Хирурги Склифа удалили опухоль весом 10 кг
ロシア、モスクワ市内の病院で最近、ある女性の卵巣から巨大な腫瘍が摘出され、その中から歯や骨の成分が見つかった。実際の生々しい写真とともに、露ニュースメディア『КОНТ』などが伝えた。

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モスクワ市内のクリフォソフスキー救急医療研究所で最近、女性の卵巣から約10キロの腫瘍が摘出された。

女性は3年前に腹部のヘルニアを指摘されていたものの、症状が軽かったことからそのままにしていた。ところが最近になって症状が悪化し、同研究所でCT検査を行ったところ、腹部の前壁が弱くなり臓器が大きく突出していることが判明。ヘルニアの横幅は30センチに達していた。

さらに女性の卵巣には、スイカほどの大きさの腫瘍があることが分かり、そのまま放置しておくと非常に危険であることから緊急手術が行われた。

手術は外科医と産婦人科医がチームを作り、卵巣から直径約40センチ、重さ約10キロの腫瘍を切除した。またヘルニアの腹壁の修復・形成手術も行われ、合計2時間50分を要した。


こうして摘出された腫瘍の中には、歯や骨などの組織が含まれており、女性は胚細胞(卵子や精子)のもとである細胞が腫瘍化し、卵巣や精巣にできることが多い「奇形腫(テラトーマ)」と診断された。奇形腫は胎児期に様々な臓器に分化する能力を持つ細胞からできるため、腫瘍の中には神経系成分や脂肪成分、骨や歯の成分など色々な組織が含まれるのだという。


ちなみに医師は術後、女性から摘出した巨大なコブのような腫瘍と、中に含まれていた4つ並んだ歯の写真を公開しており、「手術は全てが順調だった」と笑顔を見せていた。

なお奇形腫の多くは良性腫瘍であるものの、巨大化すると周囲の臓器を圧迫し腹痛や腰痛など様々な症状を引き起こすため、体調の変化を自覚した場合は早めに医師の診察を受けることが望ましいそうだ。


巨大な卵巣腫瘍といえば昨年、体重増加に悩んでいたエクアドルの43歳女性の卵巣から、重さ13キロの卵巣腫瘍が摘出されていた。当時の様子はカメラが捉えており、大きなオレンジ色の腫瘍は「まるで巨大タラコのようだ」と注目された。

画像は『КОНТ 「Хирурги Склифа удалили опухоль весом 10 кг, внутри которой нашли зубы」』『Hospital General Monte Sinaí Guayaquil Facebook「#BolletínDePrensa」』『NDTV.com 「Indore Doctors Find 15-Kg Tumour In Woman Who Complained Of Stomach Ache」』『El Tiempo 「Extraen un tumor de 12 kilos a una mujer en el municipio de Uribia, La Guajira」(FOTO: Portal La Guajira Hoy)』『The Sun 「BABY OP TRAGEDY ‘Pregnant’ OAP, 81, dies after surgery to remove ultra-rare ‘stone baby’ she’d been carrying for more than 50 years」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • ブラックジャックにあったね。それからピノコができたんだ。アッチョンブリケ
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