白熱する“三つ巴”のプレミア優勝争い…シアラー氏「最後まで紆余曲折があると予想している」

0

2024年04月02日 12:05  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

三つ巴の優勝争いが展開されているプレミアリーグ [写真]=Getty Images
 プレミアリーグの歴代最多得点記録保持者である元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が、同リーグの優勝争いについて見解を示した。4月1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第30節が3月31日に行われ、マンチェスター・シティとアーセナルが対戦した。試合はスコアレスドローで終了して両者1ポイントずつを分け合い、この結果によりリヴァプールが勝ち点「67」の単独首位に浮上。2位のアーセナルが2ポイント差で追走し、3位のマンチェスター・シティはリヴァプールから3ポイント差をつけられた。

 “三つ巴”の優勝争いが展開されている今季のプレミアリーグだが、上位3クラブの残り試合数が「9」となった段階で勝ち点差が拡大したことにより、首位のリヴァプールが2019−2020シーズン以来のリーグ制覇に向け一歩前進。多くのメディアや有識者が同クラブの優勝を有力視するなか、シアラー氏は自身が見据える今後の展望を明かした。

 シーズン開幕前からマンチェスター・シティを優勝候補に挙げていたシアラー氏は、「現時点ではリヴァプールが有利」と前置きしつつ、「今でもその考えを変えるつもりはない」と依然としてマンチェスター・シティがリーグ制覇の本命であると主張。上位クラブに勝ちきれていないことを懸念事項と述べながら、「それを変えるチャンスがあるし、そうしなければならない」と4月3日にホームで開催される4位アストン・ヴィラ戦との一戦の重要性を強調した。

 また、2位のアーセナルがマンチェスター・シティ戦で見せたパフォーマンスに対しては、「彼らがいかに進歩してきたかを改めて示した」と評価。「デクラン・ライスは間違いなく中盤で大きな変化をもたらした」と今季から加入したイングランド代表MFの影響力を称賛し、首位に浮上したリヴァプールについては、「素晴らしいパフォーマンスとは言えなかったが、彼らのような火力があるときは必ずしも素晴らしいパフォーマンスは必要はないことをシーズンを通して見てきた」と述べている。

「3チームのうち少なくとも1チームがつまずき、誰もが『なんてひどい結果なんだ』と言うような週末があることはほぼ確実だが、私は最後までそのような紆余曲折があると予想している。今はこうなっているが、誰が最終的にトップになるかは分からない」と明かしたシアラー氏。果たして、白熱する優勝争いはどのような結果を迎えるのだろうか。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定