『ガンダムSEED FREEDOM』幻のデスティニーインパルス登場プラン判明 戦闘シーンがデスティニーと被るため立ち消え

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2024年04月02日 22:02  ORICON NEWS

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劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の大ヒット御礼スタッフトークイベント第1弾に登壇した(左から)仲寿和氏、藤田進夢氏
 アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの約20年ぶりの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の大ヒット御礼スタッフトークイベント第1弾が2日、都内で開催され、CGアセット編として仲寿和プロデューサー、藤田進夢3DCG制作デスクが登壇した。

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 公開66日間で、観客動員数250万9428人、興収42億2975万6590円を突破する大ヒットとなっている。福田己津央監督、メカニカルアニメーションディレクターの重田智氏と約2年にわたって膝を突き合わせた藤田氏。イベントでは制作の裏側を明かし、秘話も次々と判明した。終盤には、登場予定だったモビルスーツたちが明かされた。まずは、グフイグナイテッド。「モデル途中まで作ってたんですけど『グフは登場しないかなみたいな感じ』で」と藤田氏は苦笑い。

 続いてはインパルスガンダムがデスティニーシルエットを装備したデスティニーインパルスだった。まさかのモビルスーツだったが、藤田氏「もともとデスティニーインパルスが登場する予定だったんですけど、監督の方からもや『デスティニーと被っちゃう。だったらインパルスでいろんな武器使って戦ってた方が差が出る』という話が出て。普通のインパルスがさらに改良されたってことになった」としていた。発注もされていたが、最終的に作られることはなかったという。最後はM1アストレイ。オーブ本土の防衛戦がなかったため、CGを作らなかったが、結局は登場。CGではなく、作画となったという。藤田氏は「次があれば出したい」と無念の思いも語っていた。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。

 また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。

このニュースに関するつぶやき

  • それで良いんだ福田さんよ、「メンタル完調のシンが操るバケモノデスティニー」を見せたいなら…そりゃインパルスは普段通りよな(フォース、ソード、ブラスト)
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