<幼稚な義姉「子ナシは嫌!」>望みどおりの人生だったのに……不妊?【第2話まんが:義姉の気持ち】

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2024年04月04日 11:50  ママスタジアム

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前回からの続き。私はミドリ。夫のトモヒロと10年前に結婚しました。私たち夫婦は当たり前のように赤ちゃんを望んでいましたが、何年経っても授かることができませんでした。私は初めて「どうしても自分が手に入れられないもの」に出会ってしまったのです。トモヒロは私のことを大切にしてくれ、仕事も順風満帆で、人から見れば申し分ない結婚生活を送っていると思います。けれど私はどうしても納得できません。私はこれまでの人生、望むものは何でも手に入れてきたからです。
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私は自分で言うのも恥ずかしいですが、子どもの頃から勉強もスポーツもそつなくこなすタイプでした。憧れの会社の先輩だったトモヒロとお付き合いをすることになったときには、「私って本当に恵まれてる!」「私、なんでも持ってる!」と神様に感謝したほどです。やがて私たちは理想的な結婚式を挙げ、夫婦になりました。
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最初のうちは「自然に任せよう」なんて悠長なことを言っていた私たち。しかしまったく兆しが見えないとなると、次第に焦りはじめてきます。結婚から4年ほど経った頃、私は決意を固めました。
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あまり気がすすまない様子のトモヒロを説き伏せて、私たちは一緒に病院に行きました。おそらく私はこのとき、心のどこかで「自分に非があるわけがない」と思っていたのです。しかし蓋を開けてみると、どうやら原因は私にあったようです。「なんで私に原因があるのよ!」その日私は帰宅してから、声をあげて泣きました。

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幸い経済的な余裕はあったため、私はすぐに不妊治療を開始しました。しかし何年頑張ってみても子どもを授かることはできませんでした。トモヒロは「2人きりの人生もいいじゃない」と言ってくれますが、私はどうしても納得できません。

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思うように出ない結果に気持ちは焦るばかり。ついトゲのある言い方をして、トモヒロとはちょっとしたことですぐに口論になり……。次第に家のなかがピリピリとした雰囲気に包まれ、夫婦の思いがズレはじめていきました。赤ちゃんさえできればまた幸せな生活を取り戻すことができるはず。トモヒロもきっといいパパになってくれるはず……。そう思いながら私は、不妊治療がうまくいくことをただ望むことしかできないのでした。

【第3話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

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