8回裏開始時4−2の試合が10−7の劇的決着 痛恨失策マクマーンが逆転サヨナラ満塁弾

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2024年04月06日 09:24  ベースボールキング

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逆転サヨナラ満塁弾を放ったライアン・マクマーン
○ ロッキーズ 10x−7 レイズ ●
<現地時間4月5日 クアーズ・フィールド>

 コロラド・ロッキーズが最終2イニングの攻防を制し、レイズにサヨナラ勝ち。ライアン・マクマーン内野手(29)が逆転サヨナラ満塁弾を放った。

 ロッキーズのホーム開幕戦となったこの試合は、8回表のレイズの攻撃を終えたところで4対2、ロッキーズが2点をリード。さらに8回裏、クリス・ブライアントが1号2ランを放ち、4点差で最終回へと入った。

 9回表、ロッキーズは守護神ジャスティン・ローレンスを登板させるも、これが誤算となった。一挙に5安打を浴び4失点、まさかの救援失敗で降板。同点、なおも二死二塁という状況で8番シリが放った三塁線の打球を三塁手マクマーンが好捕。ところが一塁への送球が悪送球となり、逆転の走者が生還。痛恨の失策で勝ち越し点を献上した。

 逆転を許したロッキーズだったが、今度は相手守護神フェアバンクスが大乱調。三者連続四球で満塁のチャンスを作ると、一死の後、5打席目を迎えたマクマーンが初球を右翼スタンドへ放り込み、逆転サヨナラ満塁本塁打。名誉挽回の一発でロッキーズはホーム開幕戦に勝利。2013年のドラフト指名からロッキーズ生え抜きのマクマーンが48,399人のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。
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