働き方を支える人たちの仕事場、どんな感じ？　副業サイト手掛けるスタートアップで働くみんなのデスク環境

　IT業界でテレワークが一般化して数年。働き方が多様化し、オフィス・自宅を問わず、仕事で使うデバイスや家具も選択肢が増えた。一方、他の人がどんな環境で仕事をしているのかは見えにくいままだ。

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　そこで本連載では、IT関連企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。社員がどんな環境で働いているかチェックする。今回は4月までに累計で約6億4000万円の資金を調達しているスタートアップ・Another works（東京都港区）に注目。副業マッチングサイトを手掛ける同社で働く人のデスク環境を探る。

目次

・経営層のデスクをチェック

・経営企画・カスタマーサクセスをチェック

●経営陣のデスクをチェック

大林尚朝代表取締役のデスク

本人コメント

役職：代表取締役

　デスクのこだわりはFCバルセロナの芝生と石垣島の魔除け「石敢當」で仕事環境を保護している部分です。オフィス自体は非常にシンプルで、装飾などをしていないぶん、各メンバーのデスク範囲を広くしています。会社の一番好きなスペースは過去の写真を掲載している「思い出道」です。メンバーのリモートは週1〜2日でフレックスを導入しています。

塩原基弘CTOのデスク

本人コメント

役職：取締役CTO

　姿勢を崩さずに仕事できるようにモニターとPCを目線の高さに合わせています、分割キーボードで肩を開いて仕事することで肩こり予防にもなってます。仕事で行き詰まった時は黄色いアヒルに相談します！

金司寛CDOのデスク

本人コメント

役職：取締役CDO（Chief Design Officer）

　子どもと共有のデスクです。今は黄色と緑の2匹の恐竜がこちらに睨みを効かせていますが、子どもの気分で変わります。

　シンプルでコンパクトな、頭が整理できる環境を意識しています。マウスとセカンドディスプレイが苦手かつ、どこにいても仕事ができるようにしたいので、15年以上ノートPCオンリーで仕事をしています。

　長年使っているテーブルランプ型のスピーカーと、ガンガン書けるノートパッド＆iPadは頭の中を整理するのにとても役立っています！

●経営企画・カスタマーサクセスのデスクをチェック

経営企画・猿田悦子さんのデスク

本人コメント

所属部署・役職：経営企画室 自治体事業 官民連携パートナー

　行政における民間人材の活用支援を行っています！　今まで担当してきた自治体は50を超えるのですが、ありがたいことにさまざまな“自治体グッズ”をいただけます。

　付箋やクリアファイル、手ぬぐいが多く、時には可愛らしいぬいぐるみをいただくことも。オンラインでの接点が多いですが、地域活性化に対する熱量は地方自治体職員の方に負けないくらい持っているので、“地域愛”あふれたデスク周りにしています。

カスタマーサクセス・花本夏貴さんのデスク

本人コメント

所属部署・役職：カスタマーリレーション部 カスタマーサクセス兼カスタマーサポート

　顧客情報や事例を確認できるように、モニターはマストです。基本的にモニターをメインディスプレイに、PC画面をサブにして作業しています。また、腰痛持ちで椅子の座り心地を変えたくないので、骨盤矯正の座椅子は欠かせません。

　iPadに加えてアンカーの急速充電機やMOFT製のPCスタンドなど、使いやすさとコスパを意識したガジェットでそろえつつ、必要最低限のものを置くようにしています。ただ、まれにケーブルまみれになり、カオスになることもあります。

経営企画・代田健登さんのデスク

本人コメント

所属部署：経営企画室

　人材を探す企業の採用の要件定義〜採用実行まで支援をしています。最近子供が生まれたこともあり、基本的に在宅勤務で出社は月1回程度です。

　連絡ツールとして使っているSlackやMessengerをすぐに確認できるよう、3画面のうち1つは通知の表示用にしています。オンラインでの打ち合わせが大半なので、ノイズキャンセルのヘッドセットやカメラなどをデジカメ用マウントでモニターに固定するなど工夫しています。