出血男性を車内に放置＝死亡させた疑い、男４人逮捕―愛知県警

　頭部から出血している男性を駐車中の車に放置して死亡させたとして、愛知県警は１１日、保護責任者遺棄致死容疑で、知人の塗装作業員鈴木信裕（５０）、飲食店経営和田宏隆（５１）両容疑者＝いずれも名古屋市南区＝ら男４人を逮捕した。認否は明らかにしていない。

　逮捕容疑は２月２２日午後１１時５０分〜２３日午前０時１０分ごろ、頭部や顔面を負傷した塗装作業員大塚正人さん（５１）を、和田容疑者の店近くの駐車場に止めた大塚さんの車の後部座席に放置し、出血性ショックで死亡させた疑い。

　同日午後１時半ごろ、大塚さんと同じ現場で働く鈴木容疑者が、車内で亡くなっている大塚さんを発見したとして１１０番していた。