<夫婦で対立>良い大学に行かせたいのは親の見栄?夫婦で子育ての足並みが揃わずイライラ

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2024年04月12日 13:30  ママスタセレクト

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「子どもには良い大学に入って良い会社に就職してほしい」「いろいろな体験をしながら学んでほしい」など、みなさんはお子さんに望んでいることはありますか? 子どもたちの力は未知数ですよね。目標に向け、まずは勉強をやらせてみようと、お子さんに塾通いをさせている人もいるかもしれません。
ママスタコミュニティにもあるママからこんなお悩みが寄せられましたので、紹介します。
『良い大学に入ってほしいと思うのは、親の見栄ですか? 私は高学歴のほうが選択肢も増えると思っています。でも旦那は家族で出かけたり旅行に行ったりしたいようで、理解を得られません。夫婦の足並みが揃わず、旦那が子どもの将来を見据えてくれないことにイライラします』
投稿者さんは、子どもには良い大学に入ってほしいと願い、塾通いや勉強に力を入れたいのだそう。しかし旦那さんはそんな投稿者さんをよく思っていません。夫婦の足並みが揃わないと困っていますよね。子どもにたくさんの選択肢を用意してあげたいと考えている投稿者さんですが、「もしかしたら親の見栄なのかな?」と気になって投稿したようです。こうした夫婦のすれ違いはよくあるのではないでしょうか?

親の見栄ではなく……?


『見栄じゃなくて、心から幸せな人生をと願っているのだと思います』
『良い大学に入ってほしいと思うのは、親の見栄ではなくて親心。学歴が高ければ職業は増えていくと思うから』
『見栄ではない。勉強をちゃんとしてないと社会に出てから通用しないと思います』
こちらのママたちは、投稿者さんの願いは親の見栄ではなく、子どもの将来を案じての「親心」だと声を寄せてくれています。その理由は、学歴は就職に有利だと考えているから。もしかしたら、実体験などから「世の中は学歴社会だ」と感じているのかもしれません。良い大学に入れるかどうかは子どもの学力次第ですが、幼いころから良い大学に入れるようお膳立てをしている人も少なくないでしょう。決して自分のために、レールをひいているわけではないようです。

小学生は勉強よりも体験を

『将来を見据えて生活するのも大切だけど、今を大切に生活するのも大切。小学生なら五感を使った感動をたくさん味わって欲しい。そういった経験が、後の面接で生きてくる』
『子どもが小学生なら経験を大事にしたいかな。スキーにスノボにキャンプにスケートにワカサギ釣りに遊園地に。私が子どものころはいろんなところに連れていってもらった。その経験があるから人生の楽しみ方を知っているし、子どもにも知ってほしい』
一方、小学生であれば「勉強よりも生の体験(遊び)が大事」と答えてくれたママもいました。こちらのママたちは、投稿者さんより旦那さんの意見に賛成のようです。たしかに親から言われるがまま勉強するよりも、遊びから学んでいくほうが自分で学習する力が身につきそうですよね。勉強を重視するか、遊びを重視するか、悩むところですよ。

しかしこうした意見に対し「そもそも勉強か遊びかの二択しかないのはおかしい」といった声も複数寄せられました。勉強も遊びも両立できるし、現に両立して子どもが良い大学に入ったといった声もありました。たしかにそうですよね。ただし、夫婦で子育てをしているとどうしてもどちらかに偏った意見になりやすいのかもしれません。別の観点から見ると、投稿者さん夫婦は互いに違う意見を持った「バランスのいい夫婦」なのかもしれませんね。

子どもの人生を決めるのは


『良い大学に入るのがゴールじゃない。選択肢があるのは魅力的だけど、足かせにもなるよ。選択肢が多いことを有効に使えるのは、ある程度将来とかやりたいことを絞っている子』
『有名大学に入学してほしいと思うのは、親の願いだし希望もある。だけど進学は子どものこと。これは子ども自身が頑張るかそこそこでいいかで違う』
さらに「子どもの人生は親が決めるのではなく、子どもが決めるもの」といったママの声も寄せられました。いくら親がお膳立てをしても、子どもに自分の人生を選びとる力が身につかなければ、将来自分を見失ってしまうかもしれません。親が敷いたレールをただ歩むだけ、は避けたいところですよね。たとえ良い大学や就職先に入っても、その後子どもが「自分は本当に何をやりたかったのか」わからなくなってしまうこともあるでしょう。

子どものためによかれと思い、親はついお膳立てをしてしまいがちなもの。しかし、それがいきすぎると過保護や過干渉になってしまう可能性も……。そうならないためには、子どもの意見を尊重することも大事です。もし夫婦で意見がわかれたときは、子どもの意見も聞いてみてください。子どもが自分で決めた道を、夫婦で応援できるといいのではないでしょうか。

文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん

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