ストーンアイランドの不定期プロジェクト「プロトタイプ リサーチ」から新作、ケープやTシャツなど全3型

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2024年04月15日 15:21  Fashionsnap.com

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ケープ(18万2900円)

Image by: ストーンアイランド
 「ストーンアイランド(Stone Island)」が、2016年から不定期に展開しているプロジェクト「プロトタイプ リサーチ(Prototype Research)」から、シリーズ第8弾のアイテムを発売する。5月28日から、ストーンアイランド東京青山店にて数量限定で取り扱う。

 プロトタイプ リサーチは、研究・実験の過程で生まれ、未だ製品化されていない生地や加工を用いてウェアを製作するプロジェクト。毎シリーズ、全世界で100着限定で展開している。
 第8弾では、ストーンアイランドと製造会社3社がコラボレーションし、自動車やボート、スポーツ分野向けに開発されたファブリックを使用した、ケープ(18万2900円)、Tシャツ(2万3600円)、トートバッグ(1万7800円/いずれも税込)を発売。多軸構造のしなやかなパーツから剛性の高いシェルを作ることを目指し、高度な工業技術を応用し製作したほか、柔軟性や透明感、撥水性を備え、尚且つ衣服として使える実験的な素材を作り上げるため、技術加工に改良を加えたという。製造工程では、天然の補強材として多軸構造のリネン織物をベースに採用。織物にニードルパンチで極薄の不織布を結合させ、顔料を用いた最新のインクジェットプリントを施し、脂肪族系ポリウレタンのフィルムを二重にラミネートした。アイテムは、100着それぞれに異なるプリントを施したほか、ケープは、ストーンアイランドが1982年に発表した初のコレクション「Tela Stella」からインスピレーションを得ており、テントにも変身するミリタリーウェアの機能性を参考にしたという。

 また、ミラノデザインウィーク2024の会期と連動し、同シリーズをフィーチャーした展示会をイタリア・ミラノのショールームで開催。プロジェクトの開発プロセスの概要を時系列で紹介するエリアや、39着のケープをつなげたウォールディスプレイなどを展示している。会期は、現地時間で4月15日から21日まで。
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