カワカミさんというのは、私の職場の先輩。実はアツシの大学の先輩でもあります。まさかそんな経緯でバレるとは……。
大きな声で訴える私を前に、アツシは長いため息をつきました。
「こんなことさせたのはアツシなんだから!」
「確かに俺はバカなことをした。だから反省して、家族ときちんと向き合おうと決めた。もちろんそれで自分がしでかしたことがなくなるとは思ってないけれど……それでもまたモモカと笑って暮らせる日が来ればいいと思ってた」
タケダくんとの仲がアツシにバレてしまいました。
「他人のスマホを見るなんて最低」と抗議したら、「8年前にモモカだって見ただろう」と責められるようなことを言われて腹が立ちます。
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納得いきませんが、一応私にも非があると思っています。今回は譲歩して「両成敗」で済ませる予定です。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・んぎまむ