「ワンピース」扉絵の“CLUB”シーンからエースを助けに来た“白ひげ”まで！新作マンガアート登場

『ワンピース』のマンガアートとして、「ONE PIECE / CLUB」などアートプリント3作品が登場。集英社による「マンガアート」の販売サイト「集英社マンガアートヘリテージ」にて抽選販売中だ。

「集英社マンガアートヘリテージ」は、「マンガを、受け継がれていくべきアートに。」をビジョンに掲げ、2021年3月にウェブサイトがオープンした。集英社初の越境ECとして、国内外にマンガのアートプリントを販売している。2023年11月には、麻布台ヒルズにリアル店舗「集英社マンガアートヘリテージトーキョーギャラリー」も開廊した。

取り扱い作品は、尾田栄一郎『ワンピース』をはじめ久保帯人『BLEACH』、池田理代子『ベルサイユのばら』、田名網敬一×赤塚不二夫『TANAAMI!! AKATSUKA!!』など。ブロックチェーンNFTと連携する販売証明書を発行しており、購入者は所有する作品に応じて会員サイトでオリジナルコンテンツを閲覧できる。

抽選販売中の『ワンピース』のマンガアートのうち、「ONE PIECE / CLUB」と「ONE PIECE / This is your STORY」はアーカイヴァルインクジェットプリントによる作品で、「Real Color Collection」と名づけられた。コミックスやマンガ雑誌で用いられるオフセット印刷では再現できない「リアルな色」を表現するもので、美術館収蔵の作品に使用されるコットン100%のベルベット・ファイン・アート・ペーパーに、耐光性インクでプリントしている。『ワンピース』の作品では、原画原寸サイズのA2プリント（594 x 420mm）と、A1サイズ(841 x 594mm)に引き伸ばした2種類のプリントがセットとなる。

そして「ONE PIECE / 白ひげ」は活版平台印刷による作品で、こちらは「The Press」と名づけられたシリーズだ。モノクロの物語表現として発展したマンガの起源に立ち返り、現在では希少となった活版平台印刷機を用いている。A2（594 x 420mm）サイズのグムンドコットン・マックスホワイトに、強い印圧で「プレス」された。印刷面が沈む独特な表面が見どころで、プリント作品はもちろん、印刷機と技術を次世代に継承していくことも目的にしている。

各作品はedition20のうち最大10点ずつが抽選販売される。価格は297,000円～495,000円（税込み）。申し込みには、会員登録とクレジットカード情報登録が必要になる。詳細は「集英社マンガアートヘリテージ」の公式サイトまで。

(C)2024, Eiichiro Oda／Shueisha Inc. All rights reserved.

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