高野連、SG基準に違反する金属バットの流通を発表 5社が基準違反

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2024年04月18日 20:30  ORICON NEWS

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日本高等学校野球連盟は、基準違反の金属製バットが市場に流通していることを発表
 日本高等学校野球連盟は18日、公式サイトで今シーズンより移行した新基準の金属製バットに関して、製品安全協会が定めるSG基準に違反する商品が市場に出回っていることが判明したとを発表した。

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 対象となる販売業者はボルテカ(ブランド名はアックス)、ハイゴールド、イソノ運動具店、三共スポーツ(ブランド名はシュアプレイ)、ザナックスの5社。

 該当するバットについては、「2024年4月19日以降、公式戦、練習試合および練習など、全ての場面でその使用を禁止」とし、また製造業者および販売業者は、当該のバットをリコール(無償で回収し、代替品と交換)することを表明している。

 また、各加盟校へは、使用している金属製バットのブランドを確認のうえ、該当するバットを所持している場合は、入手方法に応じて対応するようにと呼びかけ、「当連盟は加盟校への影響を最小限に留め、早期の混乱収束を目指して、対処をしていく所存です。事態の詳細と今後の対応について、以下の通り取り纏めましたので、各都道府県高等学校野球連盟、加盟校におかれましては、今後の対応についてご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます」としている。

 日本高等学校野球連盟は、打球を受けた投手の事故を機に、製品安全協会とも連携しながら新たな対応策の協議。打球による負傷事故の防止(特に投手)と投手の負担軽減によるケガ防止を目指し、金属製バットをより木製バットに近づけられるよう、2022年に日本高野連独自の規定を定めるとともに、SG基準を改正。2年間の猶予期間を経て2024年の選抜大会から、新基準の金属製バットを導入していた。

■リコールへの対応について(日本高等学校野球連盟の発表)

<日本高等学校野球連盟からの配布で入手した場合>
各都道府県高等学校野球連盟の協力を得て、会議、会合の場や大会の抽選会ならびに開会式あるいは連盟事務所での回収を想定しています。回収方法については、別途当連盟から都道府県高等学校野球連盟を通じて加盟校へお知らせします。本来、当該業者が「無償で回収、代替品と交換」するべきですが、今回は日本高等学校野球連盟、都道府県高等学校野球連盟が代わりに回収を行います。代替品への交換についても当該業者が直ちに手配できる状況ではないので、適合業者の製品を手配致します。

<加盟校、部員等が小売店やネット販売で購入した場合>
各販売業者の対応窓口へ、お問い合わせください。

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  • TVニュースによると、全部中国の同じ工場で作られた品らしく、事前の提出品は問題なかったが、その後の量産品がこの様とか。相変わらず酷い国や(笑 こんな国に生産を委託し、検品もちゃんと出来てない我が国の低レベル化酷し
    • イイネ!28
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