バルサBを率いるラファ・マルケス監督、トップチームの次期監督への支持高まる…1月には自ら名乗り

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2024年04月18日 23:12  サッカーキング

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 バルセロナ・アトレティック(Bチーム)を率いるラファエル・マルケス監督を、トップチームの次期指揮官候補として支持する声が高まっているようだ。17日、『ESPN』がバルセロナのクラブ関係者からの情報として報じた。

 現在45歳のマルケス監督は、母国メキシコのアトラスでプロキャリアを歩み始めると、モナコでのプレーを経て、2003年夏にバルセロナに加入。在籍した7年間で公式戦通算242試合に出場し、2度のチャンピオンズリーグ制覇や4度のラ・リーガ優勝などに貢献した。その後、現役の最後に復帰したアトラスで引退し、スペイン5部に所属していたアルカラのユース監督として指導者デビューした。

 2022年7月にバルセロナ・アトレティックの監督に就任すると、今年トップチームデビューを果たした17歳のスペイン代表DFパウ・クバルシ、U−19スペイン代表FWマルク・ギウ、U−19スペイン代表DFエクトル・フォルトなどを指導し、クラブ内での評価を高めた。そして、今年1月に現在バルセロナを指揮するシャビ・エルナンデス監督が今季限りでの退任を宣言すると、マルケス監督が次期監督の候補としてメディアに取り沙汰され、監督自身も「バルサの監督になりたくない人はいないだろう」と、トップチームの次期指揮官に意欲を見せた。

 ただ、バルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏は、2月の時点でマルケス監督を候補から除外したことを示唆。マルケス監督はシャビ監督がシーズン中に辞任した場合における暫定監督候補以上の存在として見られなかった。

 『ESPN』のバルセロナ関係者による取材によれば、監督候補として打診したのは、ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督やバイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督、元ドイツ代表監督のハンジ・フリック氏など経験豊富な指揮官だった。しかし、現在のバルセロナの財政状況では経験豊富な監督を雇うことが難しいことから、現実的な選択肢として、マルケス監督を次期バルセロナの監督に推す声が高まっているとのこと。

 なお、クラブ内にはシャビ監督の続投を望む声もあるが、本人が退任の意思が固いため、実現の可能性は低い。マルケス監督との契約は今夏限りで満了するが、シャビ監督の後任に選ばれた場合は問題なく契約延長できるとクラブは考えているようだ。

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