ローマがミランを下して、ELベスト4進出! 2年連続でレヴァークーゼンとの準決勝へ

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2024年04月19日 07:16  サッカーキング

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ローマがEL準決勝進出[写真]=Getty Images
 ヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝セカンドレグが18日に行われ、ローマ(イタリア)とミラン(イタリア)が対戦した。

 ミランの本拠地『サン・シーロ』で11日に行われたファーストレグは、ジャンルカ・マンチーニのゴールを守り切ったローマが1−0で勝利した。セカンドレグでは舞台をローマの本拠地『スタディオ・オリンピコ』に移し、再び同国対決に臨んだ。

 試合は序盤から動いた。12分、ペナルティエリア手前でロレンツォ・ペッレグリーニがミドルシュートを放つと、ボールはポストに跳ね返り、こぼれ球はマンチーニのもとへ。これを冷静にゴールへ流し込み、ローマが2戦合計でリードを2点に広げる。

 追いかけるミランは20分に決定機を迎えた。右サイドからユヌス・ムサがクロスを入れ、ペナルティエリア内でルーベン・ロフタス・チークがシュート。しかし、これはシュートブロックに入ったマンチーニに当たって、クロスバーに阻まれた。

 ピンチを凌いだローマは、22分に追加点を奪う。相手のクリアボールを拾ったパウロ・ディバラが、得意の左足で見事なコントロールシュートを逆サイドネットに沈め、リードを3点差に広げた。

 試合を大きく優位に進められるはずだったローマだったが、31分にラファエル・レオンの突破を止めようとしたゼキ・チェリクが後ろからタックルし、一発レッドカードで退場処分を受ける。残り時間を10人で戦うことを余儀なくされた。

 後半に入り、数的不利のローマがカウンターで決定機を迎える。57分、ステファン・エル・シャーラウィがペッレグリーニとの連係で右サイドから中央を突破し、左サイドでフリーになったレオナルド・スピナッツォーラに展開。スピナッツォーラはドリブルから枠内シュートを放ったが、これはマイク・メニャンに阻まれた。そして、65分にはタミー・アブラハムがゴール前で決定的な場面を迎えるが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。

 追いかけるミランは、なかなか決定機をつくれずにいたが、86分に意地を見せる。ショートコーナーのリターンを受けたラファエル・レオンがクロスを入れると、マッテオ・ガッビアがドンピシャで合わせ、ヘディングシュートをゴールに突き刺した。

 しかし、ミランの反撃もここまで。ローマがセカンドレグを2−1、2戦合計では3−1で勝利し、EL準決勝進出を決めた。なお、EL準決勝では2年連続でレヴァークーゼンと対戦することが決定した。

【スコア】
ローマ 2−1(2戦合計:3−1) ミラン

【得点者】
1−0 12分 ジャンルカ・マンチーニ(ローマ)
2−0 22分 パウロ・ディバラ(ローマ)
2−1 85分 マッテオ・ガッビア(ミラン)

このニュースに関するつぶやき

  • ピオーリは今季で解任だろうね。次がインテル、ユベントスの試合が連続で続くけど勝ったとしても余程の事がない限りは評価は変わらないと思う。組織的にボール動かせないとダメな段階
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