レヴァークーゼン、欧州5大リーグ最長の44戦無敗に!…EL4強進出で夢の“3冠”に前進

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2024年04月19日 17:05  サッカーキング

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EL準々決勝でウェストハムを下したレヴァークーゼン [写真]=Getty Images
 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグが現地時間18日に行われ、レヴァークーゼンはウェストハムと対戦。試合は1−1のドローで終了し、ファーストレグの結果を含めた2戦合計スコアを3−1としたレヴァークーゼンがベスト4へ駒を進めた。

 敵地『ロンドン・スタジアム』に乗り込んだレヴァークーゼンは序盤の13分に先制を許す苦しい展開に。それでも、敗色濃厚となった89分、ヨシプ・スタニシッチのパスを受けてボックス内右へ侵入したジェレミー・フリンポンが左足を一閃。相手DFにディフレクトしたボールがネットを揺らし、土壇場で試合を振り出しに戻した。土壇場でドローに持ち込んだレヴァークーゼンは、今シーズン開幕からの公式戦無敗記録を「44」まで伸ばしている。

 データサイト『Opta』によると、レヴァークーゼンが達成した公式戦44試合無敗は、欧州5大リーグ(プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン)所属クラブにおける最長記録だという。これまでの最長はユヴェントスが2011年から2012年にかけて記録した「43」だったが、ウェストハム戦の劇的なドローにより、それを1試合更新することとなった。

 開幕以来リーグ戦29試合無敗というドイツ新記録を打ち立て、クラブ創設120年目にして初のマイスターシャーレを獲得したレヴァークーゼン。既に決勝進出が確定しているDFBポカールに続き、ELでも次ラウンドへの進出を決めたことで、夢の“3冠”達成がますます現実味を帯びている。なお、DFBポカール決勝ではカイザースラウテルン、EL準決勝ではローマと対戦することが確定している。

 また、残り5試合となったブンデスリーガでも、史上初の無敗優勝に加え、最多勝ち点や最多勝利記録更新の可能性を残しており、今後の戦いに大きな注目が集まる。

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