「謝り方を考えている」 タスク管理できない人を詠んだ「付箋短歌」が秀逸すぎる

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2024年04月20日 17:00  Jタウンネット

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「謝り方を考えている」 タスク管理できない人を詠んだ「付箋短歌」が秀逸すぎる

忘れてはならないタスクを、皆さんはどのように管理しているだろう。

Jタウンネット編集部では、付箋に書いて目につくところに貼っているメンバーがちらほらいる。

しかし、貼っていたからといっていつも余裕たっぷりに取り組めるわけでも無くて......。

そんな状態を表現した、秀逸な短歌が、X上で注目を集めている。

身に覚え、ある?(画像は笠原楓奏@Fuka_Kasaharaさんの投稿より、以下同)
身に覚え、ある?(画像は笠原楓奏@Fuka_Kasaharaさんの投稿より、以下同)

「タスク管理ができない人の短歌」――2024年4月18日、そんなつぶやきと共にこの画像を投稿したのは、笠原楓奏(@Fuka_Kasahara)さん。歌集「人の死なない話をしよう」を上梓した短歌作家で、北欧民族音楽の演奏家としても活動している人物だ。

「短歌」とされて投稿された写真では、4枚の付箋がパソコンに貼り付けられている。上から青が1枚、黄色が1枚、赤が2枚。

それぞれに書かれているのは、こんな文言だ。

「まだ余裕」
「まだまだ余裕」
「えっ、ヤバイ」
「謝り方を考えている」

「狙い通り」に話題に

最初は余裕があったのに、油断しているうちに差し迫ってきた。そして結局間に合わず、どう謝罪すればいいか考えるまでに追い詰められてしまう。

たしかに、「タスク管理ができない人」のあるあるだろう。身に覚えのある読者もいるかもしれない。

しかも声に出してみると......。

声に出して読みたいリズム感(画像は再掲)
声に出して読みたいリズム感(画像は再掲)

5・7・5・7・7になっているのだ!

付箋というアイテム、青・黄・赤という色の変化を活用することで、歌だけの時よりも貼った人の姿がありありと目に浮かぶ。

18日、Jタウンネット記者の取材に応じた笠原さんは今回のような形で短歌を発表した理由を、「そこに付箋があったからです」と答える。短歌を書く媒体にはこだわっていない、とのことだ。

非常にユニークな「付箋短歌」には、X上で3万3000以上の「いいね」、6000以上のリポスト(19日夕時点)が集まるなど話題になっている。

笠原さんにとってこれは、「狙い通り」。

「少しでも短歌に親しんでもらえたらうれしいです」

とコメントしている。

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