ナイキが米本社従業員約740人を解雇へ、減収受けコスト削減目指す

　「ナイキ（NIKE）」が、アメリカ・オレゴン州に構える世界本社の従業員約8万3700人のうち約740人を解雇すると複数の海外メディアが報じた。人員削減は6月28日までに開始される。

　ナイキは、3月に2024年6〜11月期は売上高ベースで1桁台前半の減収を見込んでいると発表。同社の株価は直近12ヶ月で23％以上下落しており、2024年だけでも11％以上の値下がりを見せている。今回の人員削減は、こうした収益の落ち込みからコスト削減を狙っての措置だという。