為替介入は「例外的環境下のみ」=G7合意順守を―米財務長官

0

2024年04月26日 07:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

イエレン米財務長官=19日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】イエレン米財務長官は25日、ロイター通信のインタビューで、為替介入は「例外的な環境においてのみ適切だ」との見解を明らかにした。介入は過度な相場変動の場合だけとする先進7カ国(G7)合意を守るよう訴えた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測後退に伴い日米金利差が意識され、円相場は34年ぶりに1ドル=155円台に下落。日本政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっている。

 イエレン氏は、過去のG7財務相・中央銀行総裁会議の声明も踏まえ、「介入はまれであり、過度な変動時のみ行われるほか、前もって協議されることを期待している」と語った。日本の介入観測や適切な円相場についてはコメントを控えた。 

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定