「紅麹」製品、回収率は約8%=健康被害、約半数に基礎疾患―大阪市
38
2024年04月26日 21:31 時事通信社
小林製薬(大阪市)が製造した紅麹(べにこうじ)配合サプリメントによる健康被害を受け、同市から食品衛生法に基づき回収命令が出されている3商品の回収率が約8%にとどまっていることが26日、市の食中毒対策本部会議の会合で報告された。
市によると、回収の対象は「紅麹コレステヘルプ」など3商品で約103万個。25日時点で回収されたのは約8万6000個だった。
市は、各自治体による調査が完了した症例約300例を解析。約半数は基礎疾患を持つ人で、約7割は女性だった。年代別では50代が全体の約4割に上った。
Copyright(C) 2024 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。