<誤算!>PTAだけかと思ったら中学校の部活動にも保護者会があった!?親のサポートは何がある?

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2024年04月27日 09:30  ママスタジアム

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かつては主に学校の先生が行なっていた、中学校の部活動指導。新たに部活動指導員が関わることが、2017年に制度化されました。現在は指導員が技術指導や大会への引率などを行うようになり、先生たちの負担はかなり軽減したようです。では、保護者についてはどうでしょう? わが子の部活動をサポートするための負担は、いくらかでも軽減したのでしょうか?
参考:スポーツ庁|学校教育法施行規則の一部を改正する省令の施行について

PTAだけだと思っていたら部活動も!ママの誤算



不要論が叫ばれながらも、今も多くの学校で行われているPTA活動。それは小学校だけでなく、中学校でも同様です。この春お子さんが中学校に入った家庭では、「やっぱりあるんだね」「知らない保護者ばかりなのに」などの会話が交わされたかもしれません。そして、ともすると保護者たちの「盲点」といえそうなのが、部活動の保護者会。投稿者さんによれば、どうやらPTAと同様に会長や副会長などが選出され、役職に応じた活動をしなくてはいけないのだとか。わが子が中学生になり、新しい形の業務が増えようとは想像していなかったようです。
『わが子が中学校に入り、PTAだけだと思っていたら部活動にも保護者会があった! 1年生の保護者から会計係と配車当番を出さなくてはいけず、ジャンケンをすることに。その場が凍りついたよ。みなさんのところにも、部活の保護者会ってある?』
投稿者のお子さんが入ったのは、バレーボール部。保護者会ルールもあるようで2〜3年生のママたちが吹かせる先輩風に当てられ、「足が震えた」といいます。先生たちの負担は減っても、ママたちの負担は変わらないのでしょうか。コメントを寄せてくれたかたの9割近くが「保護者会はうちにもある」と教えてくれました。
『上の子のときはあった。部長の親が会長、副部長の親が副会長になる。月に2回の車出しもあったよ。ソフトボール部』
『バスケ部。各学年代表の3人と会計ひとり。配車などの当番はない。試合の会場校になったときだけ有志のお手伝いがあり、ほぼ応援だけしていればいいのでけっこう集まるよ』

求められる親のサポート。内容は部活によって雲泥の差あり


当然ながらその部活によって、内容には違いがあるようです。
『うちもバレー部だけど年に一度だけ部活動の様子を伝えられるのと、練習着についての説明があるだけ。保護者の手伝いはない』
保護者会はあっても名ばかりで、活動内容はほとんどないところもあるようです。部員数が少なかった部活では「面倒くさいことはやめようという話になった」という報告も。
『会長などの役員は3年生の親が担当。公式戦のときは車出しもあり、乗り合って移動。配車係は大変そうだったな。部員数が少ないときは、絶対にどれかをやらされた』
部員数が同じように少なくても、逆に負担が増えるケースもあります。代々、保護者が手厚くサポートしてきた伝統があったり、強豪校だったりすると負担を減らせないのかもしれません。
『子どもが3年生のときに会長になり、心を病んで病院に行きました。一緒にやった保護者たちがよい人ばかりで、どうにかなりましたが』
負担の多さで精神科にかかるほど、追い詰められる方もいるようです……。
保護者サポートの主な内容は会長・副会長などのまとめ役、連絡係、(試合時などの)子どもたちの送迎(車出し)や付き添い、会計係、昼食や差し入れの準備など。重い用具の持ち運びがある部活はその手伝いもするようです。
「保護者会がある」という回答は主に運動部のママからでしたが、文化部でも「吹奏楽部はサポートが大変」という声がちらほら。お子さんが茶道部に入ったというママは「説明があっただけ。先輩のお点前もあり、足がしびれたけどね」だそうなので、部活によって親の負担に驚くほど差があることがわかります。
『試合の付き添い当番や、練習着発注のまとめとか。今は顧問の先生に全部お任せするわけにはいかないから、親の負担が大きいよね』
こんなコメントもありました。先生たちの負担が減ったのはたしかなようですが、仕事そのものが減ったわけではありません。もしかするとその分のしわ寄せが、保護者のほうに来ている可能性もあります。

頑張るわが子を応援!貴重な時間を前向きにとらえては?



お子さんはまだ小学生というママも、以前から部活動のサポートがどれほど大変なのか気になっているとか。
『運動部は大変そうなイメージ。とくに野球部は、親も子もスポ少出身者が幅を利かせているという噂。今は野球部なんだけど、「中学校は帰宅部にする」と言っているので、気が変わらないことを祈る』
保護者負担の大きい部活動にお子さんが入ったママからは、「役員があるのを知っていたら、入るのを止めたのに」といった声も。とはいえ現実的には先輩ママに知り合いでもいない限り、入ってみなければわからない場合がほとんど。いかにも負担が多そうな運動部でも「まったくなかった」「夏休みの練習時にアイスとスイカを差し入れするだけ」などの声がありました。会長や副会長などの役職があるせいか、投稿者さんはPTAと比較したようですが、実際のところ両者は似て非なるもの。平日の活動がメインのPTAに比べ、部活サポートは試合などが多い週末がメインです。部員たちがスムーズに活動に励むためのサポートと、目的もはっきりしています。さらに直接サポートする対象が、わが子とその仲間です。誰に頼まれずとも、頑張るわが子を最大限にサポートしてあげたいと考えるママは少なくないのではないでしょうか。

思春期と重なる中学生は、家庭では親と口もきいてくれない、たまに口を開けば親子ゲンカになってしまうこともあるでしょう。部活のサポートは、そんなわが子と少しでもコミュニケーションを取れる大きなチャンスかもしれません。それはゆっくり休みたい週末を潰されてしまうがっかり感を抜きにしても、この時期の親子にとって価値あるものにも思えます。どうせやるなら発想を前向きに、残りそう多くない「親子一緒に頑張る」時期を楽しんでみてはいかがでしょうか。

文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・Ponko

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このニュースに関するつぶやき

  • ハッキリとした会そのものはなかったが暗黙の保護者の応援は半強制的ではあったよ。個人的には迷惑千万!一回マジでブチギレました(笑)
    • イイネ!5
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