外部執筆者がコラム盗用=記事取り消し―デーリー東北新聞社
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2024年04月27日 16:31 時事通信社
デーリー東北新聞社(青森県八戸市)は27日付朝刊で、外部執筆者によるコラム「私見創見」で盗用があり、当該コラムを取り消したとする記事を掲載した。
記事によると、盗用があったのは8日付紙面に掲載された、佐賀女子短大の佐貫巧准教授によるコラム「『こどもの道具』としてのICT」。タイトルや本文の書き出しなどで、学習コンテンツ企画、開発などを行う東京都内の会社が昨年開催のセミナーで配った資料の一部を盗用した。
佐貫氏がSNS上に転載したコラム画像を見た同社関係者が、同氏に著作権侵害を指摘。報告を受けたデーリー東北新聞社は事実関係を確認の上、同氏を執筆陣から外し、会社側に謝罪した。佐貫氏は聞き取り調査に「深く共感し、許可なく引用してしまった」と説明、謝罪した。ほかに無断引用はないという。
デーリー東北新聞社の木村和彦編集局長は、記事上で「どんな理由があれ盗用はあってはならない。同様の事案が起こらぬよう、社内のチェック体制を強化したい」とコメントした。
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