「好きではない人」と付き合うのはなぜ? 経験者に聞いた最大の理由は

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2024年04月28日 07:20  マイナビニュース

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ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」は4月24日、「好きではない人との交際」についての調査結果を発表した。調査は2024年3月15日〜2024年3月20日、18歳〜39歳の好きでない異性とお付き合いした経験がある男女242名(男性95名・女性147名)を対象にインターネットで行われた。

○好きでもない人との交際は、どう始まった?


好きではない人と付き合うことになったきっかけを聞いたところ、「相手のアプローチに負けた・押されて付き合った」がダントツの首位となった。「告白されて一度断ったが、その後また気持ちを伝えにきたから」(35歳男性・京都)、「猛烈なプッシュと、周りの人間を使っての囲い込みみたいな感じになった。当時好きだった人や付き合っていた人もいなかったのもあり根負けした」(41歳男性・静岡)、「告白を何度もされたから断れなかった」(25歳女性・宮崎)とのこと。1度断っても再び告白されたり何度もアプローチがあると、最終的に根負けする人もいるようだ。



2位以降は「好きになれそうだと思った」「マッチングアプリでマッチしたから」「友達に紹介された」「断りにくかった」が上位にランクインしている。「好きという感情はまだなかったけれどめちゃくちゃかわいい人で、これから好きになるんじゃないかと思った」(24歳男性・長野)、「マッチングアプリで出会って、もう少し会ってから考えたいと思ったけど告白されてしまったので、せっかくマッチしたし断るのももったいないと思って付き合った」(30歳女性・新潟)、「友人からの紹介だったこともあり、断りづらく付き合ってしまった」(26歳男性・茨城)といったコメントが寄せられた。

○好きでもない交際相手に対する、その後の気持ちの変化は?


好きでなかった相手とお付き合いをした結果「相手への気持ちがどのように変化したか」について聞いたところ、男女ともに「いい人だとは思ったが、異性としては好きにはなれなかった」と回答した人が多数派となった。「とにかくいい子だが価値観が違いすぎた。寂しさは埋めてくれたが、逆に虚しさが大きくなった」(36歳男性・東京)、「いい人だとは思ったけれど、異性として好きにはなれなかった。友達みたいな感覚があった」(23歳女性・熊本)、「いい子だったが次第に重くなってきて別れた」(31歳男性・三重)とのことだった。



「好きになった」と回答した人も3割弱と一定数みられた。「知っていく中で、自分のタイプだったと気づいた」(26歳女性・宮崎)、「いつも笑顔でどんな話でも聞いてくれたため、居心地が良くなり好感を持っていった」(39歳男性・和歌山)、「休みの日は必ず車を飛ばして会いに来てくれたり、『元カレとよりを戻すようなことがあれば自分は身を引く』など、わたしのことを第一に考えてくれていることに優しさを感じ、徐々に好意を抱くようになった」(33歳女性・千葉)とのこと。理想通りの相手でなくとも、交際を通じていいところを見つけられたりして相手を好きになるパターンがあるようだ。

○好きでもない人と交際してよかったことベスト5


好きではない人と交際してよかったと思うことを聞いたところ、「色々な人を知ることができる」が男女ともに1位となった。「女性の価値観を色々知ることができるので勉強になる」(21歳男性・千葉)、「長続きはしなかったが、こういう人もいるんだという知識が増えた」(25歳女性・埼玉)など、結果はどうあれ、交際を通じて世の中にはこんなタイプの異性がいるのか!と知る機会になることがあるようだ。



2位は男女ともに「寂しくない」がランクイン。「とりあえず付き合って寂しさを埋めることはできた」(27歳女性・千葉)、「寂しくなかったのが一番のメリット」(26歳男性・茨城)とのことだった。



男性の3位、女性の5位には「恋愛の経験値があがる」がランクインした。「交際する際に気をつけることが分かったため、その後の恋愛に活かすことができた」(22歳男性・鹿児島)、「恋愛において自分がどんな人とならうまくいきそうかを知るヒントになった」(29歳女性・愛知)と、相手と向き合ったり相手を観察する中で、自分の交際のタイプやどんな相手ならうまくいくのかを分析して次に生かしている人も多いようだった。

他にも、「相手の自分に対する好意が明確であることによる安心感が大きく、精神的にかなり安定した」(33歳女性・千葉)、「自分を好きでいてくれる事から自己肯定感が上がる」(22歳男性・鹿児島)など、「自分のことを相手に好きでいてもらえる」ことがメリットと答えた人も多数いた。

○好きでもない人との交際でデメリットと感じることワースト5


よかった面もあるものの、やはり好きでもない人とのお付き合いにはつらいことも。相手に対する罪悪感を感じる人が女性では42.2%、男性には31.6%いることがわかった。「相手に『いやだったらいつでも振ってもらっていい』と言わせてしまうなど、相手に対して大きな罪悪感があった」(33歳女性・千葉)、「無理に付き合って女の子の大事な時間を奪ってしまったと感じる」(41歳男性・静岡)、「ただただ申し訳ない」(32歳女性・千葉)とのことだった。



好きでもない人との交際のデメリットとして、男性がワースト1に選んだのは「連絡が面倒」だった。女性も3位にランクインしている。「『いまなにしてる?』とかの近況報告みたいなのが面倒くさかった」(29歳男性・千葉)、「毎日『おはよう』『おやすみ』などのLINEがくることに嫌気がさした」(25歳男性・茨城)とのこと。好きな相手なら楽しみなはずの相手からの連絡や自分からの返信も、相手のことを好きでなかったり興味が持てない場合は苦痛に感じてしまうようだ。



男性の3位は「ほかの異性との出会いのチャンスを逃してしまう」という意見。ランク外だが、女性からも同様の声があった。「本当に好きな人ができたときに、すぐにアタックできなかった」(19歳女性・福井)、「他の子へアタックするときに足枷になる」(18歳男性・愛知)など、交際相手がいることで別の出会いを妨げてしまうことも。



男性はランク外だったが、女性からは「好きでない相手とのスキンシップは嫌!気持ち悪い!」という声が多数みられた。「隣に並んで歩くのはよかったのですが、手をつなぐことがすごく不快でした」(29歳女性・群馬)、「好きな気持ちがないのにスキンシップを取ることがとても苦痛で、相手を嫌になってしまった」(34歳女性・千葉)とのこと。ほかにも「生理的に無理」「スキンシップを断ることで罪悪感が膨らんだ」などの意見もあった。

○好きではない人との交際、その後どうなった?



好きではない人と交際した場合、どのくらいの割合の人がうまくいっているのか。恋の行く末を尋ねたところ、「自分から別れを告げた」「自然消滅」「相手から別れを告げられた」を合わせると、9割以上の男女が破局していることがわかった。好きでもない相手との交際が、その後もうまくいく可能性はとても低いようだ。

○好きでない人とお付き合いしてよかった?



最終的に多くの人が破局を迎えた好きでもない人との交際だが、お付き合いしたことについてよかったと思うかどうか尋ねたところ、男女ともに半数以上の人が「よかった」と回答した。



「よかった」と回答した人からは、「半年ほどで別れることになったが、いい時間を過ごせたし、お付き合いしてみてわかった相手のよさもあったので、付き合ったことはよかったと思っている」(34歳男性・北海道)、「お別れしたのはすぐだったが彼氏はとても優しくしてくれたし、自分にこんなに良くしてくれる人がいるのだと知れた」(22歳女性・兵庫)、「交際は長続きしなかったが、一緒に出掛けた時は純粋に楽しかったので、いい時間を過ごせたと思っている」(27歳女性・大阪)との声が寄せられた。



「よくなかった」と答えた人からは、「結果的に相手を傷つけたので良くなかったと思う」(42歳男性・新潟)、「だらだらした関係が続いて時間を無駄にしたと思う」(26歳男性・北海道)、「1年も好意を向けてくれた彼に無駄な時間を使わせてしまった。友だちとしては仲良くなれたが彼がそれで本当に良かったのか未だにわからない」(26歳女性・東京)との声が寄せられた。

○好きではない人とのお付き合いの注意点



最後に、好きでない人と交際する場合の注意点について聞いてみたところ、「友人・同僚など今までの関係性のままで接し、やっていけるという自信を持ってから付き合うべきだった」(22歳男性・鹿児島)、「相手の気持ちもあるので、好きになる見込みがないのであればちゃんとお断りするべき」(31歳男性・北海道)、「正直付き合ってみないとわからないので一度は付き合ってもよいと思う。が、違うと思ったら相手のためにもすぐに別れるべき」(30歳女性・大阪府)などの意見が寄せられた。(Yumi's life)

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