セレクト2.9億円の良血馬がブリリアントS出走 得意舞台でリステッド2勝目なるか

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2024年04月28日 08:30  netkeiba

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東京ダ2100mは好相性のテンカハル(昨年12月撮影、ユーザー提供:砂肝さん)
 得意舞台でリステッド2勝目なるか。超高額馬のテンカハル(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)が、日曜東京10Rのブリリアントステークス(4歳上・リステッド・ダ2100m)に挑む。

 テンカハルは父キングカメハメハ、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againの血統。母は07年のBCディスタフなどG1を6勝した名牝。同年には米最優秀古馬牝馬に選ばれている。さらに半兄のポタジェは22年の大阪杯の覇者。半姉のルージュバックは16年の毎日王冠や17年のオールカマーなど、重賞を4勝している。この良血が評価されて、19年のセレクトセール1歳では2億9000万円(税抜)の高値で取引された。

 デビューから芝を使われ、3勝クラスで足踏みが続いていたが、昨年からダートに転向して軌道に乗った。秋の日本テレビ盃では「ダート王」ウシュバテソーロの2着。ブラジルCでオープン初勝利を挙げると、浦和記念も3着にまとめた。前走の東京大賞典はさすがに相手が強く、後方ままの7着だったが、リステッドやオープンなら力は上だ。

 これまで東京ダ2100mは4戦2勝、2着1回と好成績。ブラジルCを制した時以来となる津村明秀騎手を鞍上に迎え、今後に弾みをつけるリステッド2勝目といきたい。

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