ヘッドフォンのサウンドをパワフル&高音質に 「ヘッドフォンアンプ」おすすめ3選 エントリー〜スタンダードモデル編【2024年4月版】

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2024年04月28日 17:40  Fav-Log by ITmedia

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出典:Amazon

 1人で音楽を楽しむ際に欠かせないヘッドフォン。最近では高音質なヘッドフォンも身近なものとなっていますが、さらに高音質を求める音楽好きにおすすめなのがヘッドフォンアンプです。ヘッドフォンへの出力を増幅するもので、音質の向上が期待できます。

【画像】ヘッドフォンアンプのおすすめ3選を見る

 今回はヘッドフォンアンプの中でも、比較的リーズナブルな1万円程度までのモデルのおすすめを紹介します。

●ヘッドフォンの出力を増幅

 「アンプ」は音声信号を増幅する音響機器です。中でも「ヘッドフォンアンプ」は、特にヘッドフォンとの使用が想定されたアンプです。最近では、パソコンやスマホのデジタル信号をアナログに変換する「USB DAC」の機能を備えたものも多く、ノイズが気になるパソコンでヘッドフォンを使用するユーザーには特に有効なものとなっています。

 ヘッドフォンアンプは大きく分けてモバイル用の小型のポータブルヘッドフォンアンプ(ポタアン)と、据え置きで使用する物があります。ポタアンは持ち歩きに便利です。一方、据え置き型は家庭用電源を使用するので、バッテリー残量を気にする必要がありません。

 据え置き用であれば、USB DAC内蔵型のプリメインアンプもおすすめです。スピーカーへの出力も増幅できるので、スピーカーとヘッドフォンのどちらを使用する際にも、パワフルでノイズの少ないサウンドを実現できます。

●USB-C接続の超小型ハイレゾ対応モデル|ラディウス RK-DA70C

 米国企業を源流とする日本企業、ラディウス(radius)のハイレゾ対応超小型DAC/アンプ「RK-DA70C」です。USB Type-Cコネクタを搭載し、iPadOS 15(iPhone 15シリーズでの動作確認済み)、Android 12、MacOS 13.2、Windows 10以降に対応するデバイスで使用可能。スマホやPCなど、手持ちのさまざまな環境でいつでも高音質なサウンドを楽しむことができます。

 SoCにはESS Technology社製「ES9270C」を搭載。同社の特許技術である「Hyperstream DAC」により動特性における定常ノイズを除去、「タイムドメイン・ジッターエリミネーター回路」により、高精度な信号変換を実現し、定位の安定したクリアなサウンドを再生します。

 また、省電力かつ再現性の高いG級アンプを備え、再生する楽曲などの音声信号レベルが低いときは、より低い電源電圧を使用し、信号レベルが増加すると、自動的に適切な電源電圧に切り替わります。

 ラディウス公式オンラインショップ価格は1万5950円(税込)です。

●2台のヘッドホンモニターが可能|オーディオテクニカ AT-HA2

 オーディオテクニカの据え置き型ヘッドホンアンプ「AT-HA2」です。ヘッドフォン出力端子を2つ備えており、2台のヘッドフォンを接続して同時に聞くことができます。

 電源には付属のACアダプターを使用するので、バッテリー残量の心配は不要。音質重視設計となっており、最大300mW+300mWの出力が可能です。

 ライン端子は3.5mmステレオミニジャック×1とRCAピンジャック(左右)を搭載。いずれかを入力に使用し、もう一方はスルー出力として使用できます。サイズは30(高さ)×70(幅)×92(奥行き)mmとコンパクトで設置場所をとりません。

 オーディオテクニカ公式サイトでの購入価格は8800円(税込)です。

●高音質オーディオを低価格で|iFi audio GO link

 英国のオーディオブランドiFi audioのスティック型USB-DACアンプ「GO link」です。PCM:32ビット/384kHz、DSD:DSD256、MQAレンダラーのハイレゾオーディオに対応しながら、標準的な小売価格は1万2100円(税込)と、人気ブランドとしては手頃なのが魅力です。

 DACとヘッドフォンアンプ回路が搭載された本体とUSB Type-Cプラグ部分のどちらも、堅牢・軽量なマグネシウム合金製の筐体を採用。それらをつなぐケーブルは、銀メッキ銅導体とポリマー絶縁材の線材を「ツイストペア」構成で使用。近くの電子機器から拾う電磁干渉の影響を低減します。

 搭載端子はUSB Type-Cですが、USB Type-AとLightningの変換アダプタも付属しているので、すぐに手持ちの機器と接続できます。

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