チェルシー指揮官、終了間際劇的弾の取り消しに不満…「馬鹿げている」

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2024年04月28日 21:53  サッカーキング

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判定に不満を見せるチェルシーのポチェッティーノ監督 [写真]=Getty images
 チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が27日に行われたプレミアリーグ第35節アストン・ヴィラ戦での判定に不満を抱いているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 直近の公式戦で2連敗中のチェルシーは、4位のアストン・ヴィラと対戦。前半で2失点を喫したものの、後半にイングランド代表MFコナー・ギャラガーのスパーゴールなどで同点に追いついた。そして、後半アディショナルタイム(AT)にCKの流れからフランス代表DFアクセル・ディサシのヘディング弾で劇的な逆転に成功したと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、オン・フィールド・レビュー(OFR)でその前のプレーがファウルと判定され、“ノーゴール”に。チェルシーはその後得点を奪えないまま試合は終了し、3試合ぶりの勝利とはならなかった。

 試合後の会見でポチェッティーノ監督は不満を爆発。「試合を見ていた人はがっかりしただろう。(プレミアリーグの)審判は馬鹿げている。(FAカップ準決勝の)マンチェスター・シティ戦ではハンドがあって、PKの可能性があったのに主審は確認をしなかった」と、イングランドサッカー界のレフェリングに苦言を呈した。

 さらに、「(VARが)イングランドサッカーにダメージを与えたのは痛ましい。ヴィラの選手たちもファンもなぜゴールが取り消されたのか理解できなかったと思う。あれがファウルならば、ほとんどのプレーが反則になり、11人で試合を終えることはできなくなるだろう」とコメント。皮肉を交えながら痛烈に批判した。

 しかし、チームのパフォーマンスに対しては満足していると主張。4試合ぶりの白星を目指すチェルシーは5月2日、第26節延期分のトッテナム戦をホームで迎える。


【動画】劇的弾が判定により取り消されたチェルシーvsアストン・ヴィラ
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