薄くて軽くて高性能、Xiaomi「Civi 4 Pro」はライカカメラも搭載したセルフィースマホ

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2024年04月30日 10:41  ITmedia Mobile

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アウトカメラがライカになった「Civi 4 Pro」

 Xiaomiの女性向けモデルである「Civi」シリーズの最新モデル「Civi 4 Pro」が2024年3月に中国で発売されました。170g台の軽量ボディーにデュアル高画質インカメラ、さらにライカのアウトカメラも搭載します。


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 Civi 4 Proの主なスペックは、ディスプレイが6.55型で1236×2750ピクセルと高解像度、3000ニトと輝度も高めています。搭載しているプロセッサのSnapdragon 8s Gen 3はSnapdragon 8 Gen 3よりNPU性能などは落ちるものの、価格は2999元(約6万3000円)からとリーズナブルです。


 本体重量は177.6gと最近のスマートフォンとしては軽量、本体も7.5mmと薄くなっています。一方、バッテリー容量を4700mAhとやや少なくしているのは軽量化のためでしょうか。67Wの急速充電に対応するので、充電器を持ち運べば出先でも電池切れの心配はないでしょう。


 カメラはCiviシリーズ初のライカ搭載となりました。メインが5000万画素の広角、さらにポートレート撮影にも適した2倍望遠も5000万画素を採用、それに加えて超広角は1200万画素。人物撮影に適したカメラ構成です。背面デザインはパステル系で、グリーンモデルは別仕上げのパネルを張り合わせています。


 他にはピンクとブルー、そしてベーシックなブラックモデルも用意。価格と性能バランスを考え、普段使いのスマートフォンとして使いたい層もターゲットにしているようです。


 インカメラは3200万画素の広角と3200万画素の超広角。同じセルフィーデュアルカメラを搭載するHuaweiの「nova 12 Ultra」は5000万画素の超広角と800万画素の2倍望遠を搭載します。Huaweiはより広い焦点距離で撮れるようにしているのに対し、XiaomiはCivi 4 Proのインカメラで「1人でも複数でも変わらぬセルフィー体験」を提供しています。


 自撮りをしてみましたが、自動美顔でもなかなかいい感じに仕上げてくれます。バキバキな加工ではなく自然な仕上がりなので、インカメラを使うのが楽しくなると感じられました。


 インカメラを強化したCiviシリーズも、これで4世代目となります。過去に買収したMeituの美顔エンジンを採用した「CC9」シリーズは1機種に終わりましたが、Civiに形を変えて毎年新機種が発表されています。前述したHuaweiのnovaシリーズのように、Civiシリーズも今後Xiaomiのスマートフォンラインアップの中で独特の進化を続けていくことでしょう。


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