ＪＲ３社、増収増益＝旅客回復、訪日客も好調―２４年３月期

　ＪＲ東日本、東海、西日本３社の２０２４年３月期連結決算が３０日、出そろった。コロナ禍からの経済活動正常化に伴って鉄道利用の回復が進んだことに加え、インバウンド（訪日客）の需要増などが下支えとなり、３社全てが増収増益となった。

　売上高はＪＲ東が前期比１３．５％増、ＪＲ東海が２２．１％増、ＪＲ西が１７．２％増といずれも大きく伸びた。各社の鉄道運輸収入は、コロナ禍前の１９年３月期との比較で９割超の水準まで回復した。