『ニコ超』会場で一際目立つ「葬送のフリーレン」のコスプレイヤー 環境的にも予算的にもめちゃくちゃエコだった…

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2024年05月01日 04:30  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

4月27日、28日に千葉・幕張メッセにて開催されたニコニコ動画のリアルイベント「ニコニコ超会議2024」。毎年流行りのアニメやゲームキャラのコスプレに扮した人が登場し話題を呼ぶイベントだ。

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■大盛り上がりのニコニコ超会議2024

ニコニコ超会議2024では、1,100組超のクリエイターがブースを出展。毎年強烈なパフォーマンスで会場を驚かすラスボスこと小林幸子が「ギャル界のラスボス・さちぴ★」として登場したり、ニコニコの定番コンテンツ「ボカロ」「踊ってみた」「歌ってみた」「演奏してみた」や、「ゲーム」「VTuber」など各ブースでも大きな盛り上がりを見せていた。

またニコニコ超会議といえばコスプレイヤーが登場することでも知られている。どれも今流行りのコスプレに身を纏ったコスプレイヤーが確認できた。

 

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■一際目立つ『フリーレン』コスを発見

そんな今回のニコニコ超会議2024で特に目を引いたコスプレは『葬送のフリーレン』のコスプレだ。主人公・フリーレン単体でのコスプレだけでなく、人気キャラ・断頭台のアウラやその部下・リーニエとのコスプレ併せをするコスプレイヤーらも確認できた。

そんな同イベントで記者が会場を散策していた際、全身を巨大な段ボールで身を包んだ『葬送のフリーレン』コスプレイヤーを発見。…果たしてこれはコスプレと言ってもいいのだろうか。

これは漫画版『葬送のフリーレン』の章の冒頭でたびたび登場する定型句のコスプレだ。作中の時間の進みを表している一文なのだが、「勇者ヒンメルの死から〜年後」の形であればそれっぽくなることや、その汎用性の高さから「アフターヒンメル構文」としてネットミームになっている。

今回は、同コスプレをしているビリーナイスガイ氏にコスの工夫ポイントを聞いてみることに。

 

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■かなりエコなコスプレ

記者が「アフターヒンメル構文」のコスプレを見た際に、まず感じたのはその大きさだった。身につけているコスの素材が段ボールで作られているのは確かなのだが、成人男性がスッポリと隠れてしまうレベルで明らかに市販のダンボールに比べて大きいのだ。

これについて「実家で扱っている業務用の商品の特別な段ボールです。捨てる予定だったものを使っています」と説明するビリーナイスガイ氏。予算は文字をプリントアウトする際に使った300円のみ、制作時間も実質3時間程度と、環境的にも予算的にもかなりエコなコスプレとなっているようだ。

 

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■併せ撮影してもらったところ…

その後、ビリーナイスガイ氏の近くで『葬送のフリーレン』のコス併せをしていた湊氏らにお願いし、「アフターヒンメル構文」で撮影させてもらうことに。

本来なら敵同士であるフリーレンとアウラ・リーニエが横並びになっているだけでなく、そこに「アフターヒンメル構文」が入っている。ファンからするとかなりカオスな状況になってしまった…。

なんてことを考えていると撮影が終了。最後にビリーナイスガイ氏に挨拶をしにいくと「勇者ヒンメルの死から30年後って『一級魔法使い試験編』なので、アウラを倒した後なんですよね…」と教えてくれた。

ちなみにビリーナイスガイ氏は今回ネタに振り切ったコスプレとなっていたが、Xを確認すると『刀剣乱舞-ONLINE-』の水心子正秀のカッコいいコスプレもしていた。気になる人は併せてチェックしてもらいたい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)

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