3カ月で2700人転出=能登被災6市町、流出止まらず―石川

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2024年05月01日 15:31  時事通信社

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時事通信社

能登半島地震、重機により解体される被災家屋=4月17日、石川県穴水町
 能登半島地震で特に大きな被害を受けた石川県の6市町から別の自治体への転出が、被災3カ月で計2750人に上ったことが1日、分かった。転出が転入を上回る「社会減」は2209人で、昨年の同じ時期の約3.7倍。人口流出に歯止めがかからない現状が浮き彫りになった。

 県が1日発表した人口推計によると、3月だけで6市町から計1350人が転出。3カ月間の転出者は多い順に七尾市848人、輪島市770人、珠洲市378人、能登町295人、志賀町272人、穴水町187人だった。

 死亡数が出生数を上回る「自然減」を含めた6市町の人口減少は、3カ月で計3221人で、人口の約2.7%に相当する。 

このニュースに関するつぶやき

  • そりゃ余程のこだわりが無きゃ新天地でやり直すほうが安上がりだもの。 国が自治体がの問題ではない。
    • イイネ!5
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