10年に1度の「大開帳」=川崎市〔地域〕

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2024年05月01日 15:31  時事通信社

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時事通信社

 川崎市の川崎大師で5月1日から、10年に1度行われる「大開帳」が始まった。期間中はご本尊の厄よけ弘法大師像の前にある御戸帳(みとちょう)が引き上げられ、最終日の31日までさまざまな法要が予定されている。初日の1日は「開白奉告法要」「開白大法要」などが貫首(かんす)の藤田隆乗(りゅうじょう)大僧正らにより営まれた。

 川崎大師の大開帳は、記録では江戸時代の1751年から不定期で始まり、明治時代の1884年以降10年に1度の開催になった。「赤札授与の大開帳」としても知られ、期間中は弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀仏」の6文字を貫首が手刷りした赤札と呼ばれる護符が参拝者に配られる。赤札は息災延命のご利益があるとされる。

 川崎大師によると、2014年の前回は約200万人が参拝に訪れた。「今回は新型コロナからも回復傾向で、前回並みの多くの人に来ていただけるのではないか」(広報課)と話している。 

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  • 本来の御開帳の意味はこちらのはずだが、すっかり違う方を想像される言葉になってしまった・・・
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