チェルシー会長、明るい兆しが見える現状を高評価「急激に何かが変化した」

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2024年05月10日 16:42  サッカーキング

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チェルシーのベーリー会長 [写真]=Getty Images
 チェルシーのトッド・ベーリー会長が、明るい兆しが見え始めたチームに賛辞を送った。9日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 昨夏にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したチェルシーだが、ケガ人が多かったことも影響し、12位に終わった昨季に続いて今季も序盤から低迷。カラバオ・カップでは決勝、FAカップでは準決勝までそれぞれ勝ち進んだものの、タイトルを取ることはできず。今季終了後の指揮官交代の可能性が指摘されるなど、ポチェッティーノ監督への風当たりも強くなっている。

 そんなチェルシーだが、シーズン終盤に来て調子が上向きに。特にホームでの成績は改善され、2日に行われたトッテナム戦(○2−0)に続いて、5日に行われたウェストハム戦(○5−0)も快勝した。

 この結果、データサイト『OPTA』によると、ホームで行われた直近のプレミアリーグでは11試合で9勝(1分け1敗)を記録し、昨年12月から数えると、暫定首位に立つアーセナルと並んでリーグ最多の数字に。さらに、勝ち点「28」獲得は暫定2位につけるマンチェスター・シティと並んで最多の数字を記録していることが明らかになっている。

 ホームでの好調も影響してリーグ順位も2桁が定位置だった状況から改善され、7位にまで浮上。今季は残り3試合ながら、6位ニューカッスルとは勝ち点「2」差となっていることから、来季の欧州大会出場権獲得の可能性はまだ残されている。

 このような状況のなか、ロサンゼルスで開催されたアメリカメディア『Sportico』の会見に出席したベーリー会長はチェルシーの現状について聞かれると、「ここ2試合半、少なくともアストン・ヴィラ戦(△2−2)の後半、トッテナム戦、ウェストハム戦では本当に素晴らしいサッカーをしていた」と直近のチームのパフォーマンスに賛辞を送りながら、次のように高く評価した。

「とても流動的で、後ろから繋いでビルドアップをしてピッチを前進していったことは、まさに私たちが思い描いていた通りだった。とても組織化されており、シュート数も多かった。この2試合半で団結して取り組んでいることが本当にわかり始めた。ここ2試合半で解説者の言葉までもが変わった。これほど急激に何かが変化するのは見たことがないね」

 現時点でポチェッティーノ監督が来シーズンもチェルシーを率いるかは明らかになっておらず、今季終了後に共同オーナーを務めるベハダ・エグバリ氏や共同スポーツ・ディレクターを務めるローレンス・スチュワート氏、ポール・ウィンスタンリー氏らが協議することになると見られているが、ベーリー会長が直近のパフォーマンスに満足していることはポチェッティーノ監督にとっては朗報となりそうだ。


【ハイライト動画】チェルシーvsウェストハム

このニュースに関するつぶやき

  • コイツがバカ買いする度に「油屋(とグラノフスカヤ)って、きちんと真面目にやってたんだな」と思い知る。…今年はもっとお笑いチームがいるからな。まぁ行けてELだろうけど
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