【オークス見どころ】堅実無比のステレンボッシュが二冠に挑む

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2024年05月13日 11:00  netkeiba

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オークスに出走予定のステレンボッシュ(c)netkeiba
 阪神JF惜敗の鬱憤を桜花賞で晴らしたステレンボッシュ。鞍上の好騎乗も光ったが、ぶっつけ本番で臨んでGIを制したように非常にポテンシャルが高い。オークスも当然勝ち負けだろう。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■5/19(日) オークス(3歳・牝・GI・東京芝2400m)

 新馬戦の勝利が札幌芝1800m。その後は前走の桜花賞までマイル路線を歩んでGIを奪取したステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)。今回は800mの距離延長になるが、血統や胴長の体型からむしろプラス材料だろう。直線どこまでも伸びていきそうな末脚からも東京の2400mという舞台はむしろ合っている。アパパネ、アーモンドアイと名牝を輩出する国枝厩舎というのも心強く、二冠の可能性は高そうだ。鞍上は戸崎圭太騎手。

 桜花賞3着のライトバック(牝3、栗東・茶木太樹厩舎)だが、最後方から驚愕の上がり32秒台を駆使した大外からの末脚は圧巻だった。エルフィンSではチューリップ賞勝ち、桜花賞4着のスウィープフィートを退けている。粗削りな面も影を潜めて成長一途。タイプ的にこの条件も合いそう。鞍上は坂井瑠星騎手。

 クイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)は桜花賞で内に入って窮屈な競馬になり伸び切れなかったが、クイーンCの勝ちっぷりからポテンシャルでは劣らない。東京に舞台が替わるのは歓迎材料、距離延長も体型や血統から歓迎材料と言えるだろう。巻き返しを期待したい。鞍上は川田将雅騎手。

 その他、順調にレースへ臨める今回が真価を問われるチェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)、東京コースでの経験が豊富なアドマイヤベル(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)、桜花賞4着からここへ臨むスウィープフィート(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)、3連勝と勢いに乗るコガネノソラ(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)などが上位を狙う。発走は15時40分。

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