門別で新種牡馬限定の新馬戦 勝利したのはたった1頭の産駒

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2024年05月15日 18:22  netkeiba

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ステッペンウルフ産駒のゼロアワー(写真は4月の能力検査時、(c)netkeiba)
 15日、門別競馬場4Rで行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(ダ1100m)は、新種牡馬限定の2歳新馬戦として行われ、ルヴァンスレーヴ、オールブラッシュ、タワーオブロンドン、ハッピースプリント、ゴールドドリーム、ミスターメロディ、ステッペンウルフの産駒が出走した。

 レースは好スタートから先手をとった阿岸潤一朗騎手騎乗の1番人気ゼロアワー(牝2、北海道・佐々木国明厩舎)がそのまま逃げ切り、後続に8馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分07秒2(良)。

 ゼロアワーは父ステッペンウルフ、母ステップフォード、母の父フリオーソの血統。伯父に18年の京成杯、セントライト記念を勝利したジェネラーレウーノがいる。サウスヴィグラス産駒の父は現役時代にホッカイドウ競馬、南関東競馬で活躍。19年の京浜盃を制したほか、続く羽田盃でも3着と見せ場をつくった。

 これまでの種付け頭数、生産頭数、血統登録頭数はいずれもゼロアワー1頭のみ。貴重な産駒が先々まで楽しみになる圧勝劇を披露して、父に産駒初勝利を届けた。

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