「年収の維持」「子どもの学費」「老後資金を貯める」…医師の約7割が「65歳を過ぎても働きたい」

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2024年05月17日 18:10  まいどなニュース

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約7割の医師が「65歳を過ぎても働きたい」 ※画像はイメージです(japolia/stock.adobe.com)

昨今、少子高齢化による労働力不足が進んでいることなどから、「定年」が延長される動きが進んでいます。そんな中、医師のみなさんは、何歳まで働きたいと考えているのでしょうか。株式会社エムステージ(東京都品川区)が実施した「将来のキャリアやお金」に関する調査によると、約7割が「65歳を過ぎても働きたい」と考えていることが分かりました。長く働きたいと考える理由には、どのようなことがあるのでしょうか。

【写真】65歳過ぎても働きたい医師の割合は?

調査は、同社が運営する求人サイト『Dr.転職なび』『Dr.アルなび』の会員医師461人を対象として、2024年4月にインターネットで実施されました。

その結果、自身の将来について「漠然とした不安がある」と回答した医師は61.4%、「明確な不安がある」は13.2%となり、合わせて7割超の医師が不安を感じていることが分かりました。

「不安がある」があると答えた344人に、「具体的に感じている不安」を教えてもらったところ、「お金」(43.3%)が最も多く、次いで、「仕事・働き方」(40.7%)が続きました。

また、「将来、何歳まで働きたいですか」という質問には、「70歳以上」(24.5%)、「年齢にかかわらず、生涯現役として働きたい」(23.6%)、「65〜69歳まで」(22.6%)などが上位に並び、合わせて約7割が企業の定年の主流になりつつある65歳を超えても働きたいと考えていることが分かりました。

回答者からは、「年収の維持、子供の学費やローンが残っている」(60代/民間病院勤務)、「老後の資金を貯めるため」(60代/民間病院勤務)、「自分の代わりがいない」(60代/診療所・クリニック勤務)といったお金に関するコメントが多くみられました。

そこで、「老後の備え」について聞いたところ、全体の66.8%が「老後に向けて、準備している資産がある」と回答。

「準備している資産がある」と回答した308人に「準備している具体的な資産」を複数回答で答えてもらったところ、「NISA(少額投資非課税制度)」(180人)、「預貯金」(169人)、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」(167人)などが上位に挙がりました。

次に、「厚生年金を受け取れる年齢になった時の働き方のイメージ」を全回答者に教えてもらったところ、「非常勤で働きたい」(178人)が最多となり、柔軟な働き方を希望する医師が多いことがうかがえた一方で、「年金額が減るかどうかに関わらず、フルタイムで働きたい」(108人)と回答する医師も多くみられました。

また、5年後や10年後のキャリアイメージについて、「具体的な目標やプランがある」と回答した医師は10.0%、「漠然としたイメージはある」と回答した医師は43.8%となり、合わせて半数以上が将来のイメージを持っていることが明らかとなりました。

「具体的な目標やプランがある」と回答した46人に、「目標やキャリアプランを立てる上で参考にしたもの」を複数回答で答えてもらったところ、「同僚や知人医師の経験・意見」(21人)や「先輩医師の経験・意見」(18人)など、身近な人からの情報によるものが上位となったほか、「医療系サイトなど、インターネット上の情報」(16人)、「転職エージェントに聞いた事例・意見」(6人)という選択も一定数あり、インターネットや転職エージェントなどの客観的な情報も参考にしていることがうかがえる結果となりました。

   ◇  ◇

【出典】
▽株式会社エムステージ

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このニュースに関するつぶやき

  • 今のインフレに対応するには、働いていることが一番大事。開業医なんかだと後継者が欲しいからやめられない
    • イイネ!2
    • コメント 2件

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