2024明治安田J1リーグ第15節が19日に行われ、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦した。
5試合負けなしで3位の鹿島がホームで、4連勝中で首位の神戸と激闘した。先に決定機を作ったのは神戸だった。6分、左サイドから武藤嘉紀がクロスを入れると、ペナルティエリア内でGK早川友基がキャッチしきれずこぼれる。これを酒井高徳が体勢を崩しながらシュートしたが、ゴールカバーに入った関川郁万がクリアに成功した。
その後、両チームともになかなか決定機を作ることができない。11分に鹿島の仲間隼斗が左サイドからカットインして枠内シュートを放つが、GK前川黛也の正面に飛ぶ。33分には、神戸が前線のパスカットから最後は武藤がシュートするが、鹿島も佐野海舟のブロックでゴールを許さなかった。
前半アディショナルタイムに鹿島がコーナーキックから関川がニアでヘディングシュート。しかし、これも枠を捉えることはできず、前半はこのままスコアレスで終了。互いにチャンスの少ない展開となった。
後半もなかなか得点が生まれない展開となったが、81分に均衡が破れる。鈴木優磨からの絶妙なスルーパスで名古新太郎が最終ラインの背後へ抜けると、ペナルティエリア内の角度のない位置からシュートを放つ。GK前川が弾いてゴール前へボールがこぼれると、後ろから駆け上がってきた濃野公人が冷静にシュートし、ゴールネットを揺らした。濃野の今季4得点目で、鹿島が先制に成功する。
終盤は神戸も猛攻を仕掛けたが得点を奪うまでには至らず、このまま1−0で試合終了。鹿島はこれで2連勝、6試合負けなしとなった。一方、敗れた神戸は連勝が4でストップした。
【スコア】
鹿島アントラーズ 1−0 ヴィッセル神戸
【得点者】
0−1 81分 濃野公人(鹿島アントラーズ)
【ゴール動画】濃野公人の決勝点で鹿島が勝利!
/
ようやく均衡が破られた!
\
鈴木優磨からの素晴らしいスルーパスに
名古が抜け出しそのシュートのこぼれ球を
最後は濃野が押し込んだ!
ホームの鹿島が先制!
🏆明治安田J1第15節
🆚鹿島×神戸
📺 #DAZN ライブ配信中 pic.twitter.com/ZgQ6KQFp01— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 19, 2024