【日本ダービー○○なら史上初】今年は異例のローテで挑む馬多数 青葉賞組やスプリングSから勝利なら…

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2024年05月20日 07:00  netkeiba

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青葉賞組のシュガークン(奥)、ショウナンラプンタが勝利すれば史上初(撮影:小金井邦祥)
 東京競馬場で5月26日(日)に行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。目前に迫る競馬の祭典で、今年生まれる可能性がある“史上初”の記録とは。84年のグレード制導入以降のローテーションから、その可能性を深堀りする。

 今年の出走予定となっている登録馬18頭を見ると、前走皐月賞が11頭、青葉賞が2頭。NHKマイルC、スプリングS、京都新聞杯、京成杯、プリンシパルSが1頭ずつとなっている。

 1984年以降の40回で最も勝ち鞍が多いのは皐月賞組の30頭。以下、NHKマイルC、京都新聞杯が3頭ずつ。桜花賞、毎日杯、すみれS、若葉賞がそれぞれ1頭。なので今年は、青葉賞、スプリングS、京成杯、プリンシパルSからの転戦馬が勝利すれば、いずれも初の事例となる。

 まずはトライアル組から。「ダービー×ローテーション」の話題で、必ずと言っていいほど注目される青葉賞組。オープン特別やGIII時代も含めて110頭がチャレンジしているものの、8頭いる2着が最高で勝利した馬はいない。同じくプリンシパルS組も不振。こちらも白星を挙げた馬は無く、連対したのも96年ダンスインザダークのみ。ただし3着は4頭おり、15番人気、6番人気、8番人気、16番人気といずれも人気薄だった。

 また、史上初ではないが、同じくダート実績馬のサンライズジパングにも快挙がかかる。JRAのダート競走で勝利を挙げ、その後にダービーを制した馬は89年ウィナーズサークルただ一頭。35年ぶりの記録が生まれるか注目したい。

【勝てば84年以降初となる前走からのローテ】
■青葉賞
シュガークン
ショウナンラプンタ

■プリンシパルS
ダノンエアズロック

■スプリングS
シックスペンス

■京成杯
ダノンデサイル
(皐月賞で競走除外のため)
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