「こんなに美味しいのに廃番!?」スタバ元店員が教える“消えたフラペチーノ”を復活させるカスタムオーダー術

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2024年05月26日 09:21  日刊SPA!

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もはやパフェな「チョコレートクリームチップフラペチーノ」
 はじめましての方も、はじめましてじゃない方もこんにちは。ミニマリストで元スタバ店員の阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。こう見えて10年ほど勤めていました。
「やべえ。この記事、永久保存版かも」と考えたら心の芯が震えてます。今回は廃番になったドリンクを今一度復活させるカスタムオーダー方法をお教えします。

◆センチメンタルになる「お気に入りの販売終了」

 長年スタバに通っていると、あのドリンクおいしかったのになくなっちゃったんだなぁ……なんて、お気に入りのドリンクの廃番のお知らせにセンチメンタルが止まらなくなる方もいるでしょう。

 私も、10年もお店にいたので「なんでこんなにおいしいのに廃番にするんだよ。ガッデム!」なんて悔しい思いもたくさんしてきました。でも、既存の材料を使ってかなり近いドリンクを作って「再現」はできるのです。

◆そもそもフラペチーノって何か知ってる?

 そもそもフラペチーノとはフローズンドリンクの「フラッペ」とコーヒーの「カプチーノ」のふたつの名前を合わせた、スターバックスで販売されているアイスドリンクの商品名。コーヒー、ミルク、シロップなどを氷と一緒にミキサーにかけたものや、コーヒーを使わないクリームベースのもの、果汁と氷をミキサーにかけたフルーティーな商品もあります。

 私がアルバイトで採用された2008年は、現在ほどフラペチーノの種類が多くなかった。しかし種類が少ないからといって楽だったわけではない。

 当時は、出勤して朝一番から牛乳と謎の粉類を混ぜたり、撹拌(かくはん)したりして、まさかのフラペチーノの材料をイチから作るという、「クソ」がつくくらい面倒臭い手順を踏んでいた。そしてレシピも今よりも断然複雑だった。難しいオーダーが入ると頭がこんがらがるので「私に今話しかけないで!!!」とバーカウンターに一緒に立つ同僚にそこそこ大きな声を出したこともあった。

 いまだに元同僚グループで飲み会をすると、あの頃の朝一番の仕込みの凄まじさと、手順の複雑さへの悪口が止まらない。「絶対、時給と労働量合ってないよね……」が、炸裂する。しっかりと恨みになっているという事実はここに残しておきたい。

 あれから十数年、時とともに材料が変わり、それに伴い手順も変わり、そしてラインナップも変わり……メニューに載らなくなってしまった「いにしえフラペチーノ」を紹介したい。

◆消えてしまった「いにしえフラペチーノ」

 当時のラインナップは、コーヒーフラペチーノ、キャラメルフラペチーノ、バニラクリームフラペチーノ、ジャバチップフラペチーノ、エスプレッソフラペチーノ、モカフラペチーノ、ホワイトモカフラペチーノ、コーヒージェリーフラペチーノ、抹茶クリームフラペチーノ。たしか、こんなラインナップだった。

 この後、裏メニューのように、チョコレートクリームフラペチーノだとか、チョコレートクリームチップフラペチーノだとか、名前が酷似したもの、味の違いがわずかすぎるものが現れたのである。もう記憶が途切れ途切れではあるが。現在もイケイケで売れに売れまくっているキャラメル、バニラ、モカ、抹茶はマジですごい。連日いっぱい作ったもんなぁ(遠い目)。

 これらの「いにしえフラペチーノ」を見て、懐かしい気持ちが蘇る人もいるだろう。そう、メニューから消えて忘れているだけで、あの頃のドリンクは今もあなたの心の奥底に眠っているのである。

 現在、メニューから消えてしまったけど再現が可能なのは、エスプレッソフラペチーノ、ホワイトモカフラペチーノ、チョコレートクリームフラペチーノ、チョコレートクリームチップフラペチーノあたりだ。ではレッツエンジョイ再現!

◆ビターな味が特徴「エスプレッソフラペチーノ」

「エスプレッソフラペチーノ」とはその名の通り、圧力で抽出した濃縮コーヒーのエスプレッソが入った、ビターな味が特徴のフラペチーノ。甘すぎない。でも苦すぎない。酒飲みで甘いものがそこまで得意でない私には、これがまぁ美味しくて大好きだった。

【オーダー方法】
コーヒーフラペチーノにショット追加+55円(店内価格、持ち帰り価格54円)

 熱いエスプレッソショットを入れるこのフラペチーノは、ショートサイズだとどうしてもゆるゆるの仕上がりになってしまう。サイズはトールサイズ以上がおススメだ。2019年からレギュラーメニュー化されている「エスプレッソアフォガートフラペチーノ」とも少し違うのでぜひ味わってほしい。

◆練乳のような甘さ「ホワイトモカフラペチーノ」

「ホワイトモカフラペチーノ」は、名前の通りホワイトチョコレートの味のコーヒーが入ったフラペチーノ。練乳のようなねっとりとした甘さが特徴。

【オーダー方法】
キャラメルフラペチーノを注文する。
ホワイトモカシロップ変更(変更は無料)。
ショート540円(530円)、トール580円(570円) グランデ625円(614円) ベンティ671円(658円)
※価格は税込みの店内飲食。持ち帰りはカッコ内

 完全再現をするなら「キャラメルソースはなし」とオーダーしましょう。

◆たかが55円?「チョコレートクリームフラペチーノ」

「チョコレートクリームフラペチーノ」とは、コーヒーが入っていない、チョコレート感が漂うレベルのフラペチーノ。

【オーダー方法】
バニラクリームフラペチーノを注文。
シロップをモカシロップに変更(無料)。
ショート540円(530円)、トール580円(570円) グランデ625円(614円) ベンティ671円(658円)
※価格は税込みの店内飲食。持ち帰りはカッコ内

 シロップを変更するのではなく、モカシロップを追加(+55円)にすると、チョコの味にバニラの甘さとコクが足されて高級なミルクチョコレートの味になる(チョコレートクリームフラペチーノのカスタマイズでバニラシロップを足す人がいつもいたので一応書いておこう)。

 たかが55円、されど55円、あなたはどうする? ふふふふふ。

◆もはやパフェ「チョコレートクリームチップフラペチーノ」

「チョコレートクリームチップフラペチーノ」とは、コーヒーが入っていないクリームベースの、チョコレートシロップとチョコレートチップを合わせた、もはやチョコレートパフェの域のフラペチーノ。先ほどのチョコレートクリームフラペチーノのチョコチップが入ってるバージョン。

【オーダー方法】
バニラクリームフラペチーノを注文。
チョコレートチップを追加(+55円)。
シロップをモカシロップに変更(無料)。
チョコレートソース追加(無料)。
ショート595円(584円)、トール635円(624円) グランデ680円(668円) ベンティ721円(712円)
※価格は税込みの店内飲食。持ち帰りはカッコ内

 完全再現するのであれば、シロップをやや少なめにオーダーするのがよいけど、チョコレートクリームチップフラペチーノを頼みたいと感じる人は、必ずといっていいほどチョコ狂なはずなので、ここは逆にシロップもチョコレートチップもドーンと増量(無料)してみるのをおススメする。

◆勇気を持って「いにしえフラペチーノ」をぜひ

 再現してみたら、「そう! これこれ!」と昔の記憶も蘇ってきた。元職場のカウンターで「懐かしいね〜」と談笑しながらの「いにしえフラペチーノ」は実に美味い。

 しかしすぐに「材料作るの時間かかるし面倒くさかったよねー」と、談笑は黒い方向へ。いつもの調子で悪口が止まらなくなりそうになったので、また飲みに行く約束もできた。

 そう、「いにしえフラペチーノ」は、今も心の奥底に眠っていて、復活させればいつでも「あの頃」に気持ちを戻してくれる。勇気を持ってオーダーしよう。幸福度は必ず爆上がるはず。

<TEXT/阪口ゆうこ>

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

【阪口ゆうこ】
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。
Instagram:@sakaguchiyuko___

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  • 全部混ぜて売れ残りフラペチーノにすればいい
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