元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が自身のYouTubeチャンネル「TAO Channel」で、シェルドン・ノイジー選手を起用する岡田彰布監督の采配を疑問視した。
■26日の試合を振り返り
26日に行われた阪神タイガース対読売ジャイアンツの試合を振り返った今回の動画。
試合は阪神が1点をリードして迎えた9回、巨人が岡本和真選手の同点ホームランで追いつき、延長戦に入る。
10回表、巨人は丸佳浩選手の犠牲フライで勝ち越し。阪神は巨人の中継ぎ・抑え投手陣を打てず、逆転負けを喫した。
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■大山選手とノイジー選手に苦言
試合を振り返った田尾氏は「9、10回の2点がクローズアップされるんですけど、この2点で負けるということは1点しか取れなかったタイガースの打線。ここに大きな問題がある」と指摘する。
続けて「大山悠輔選手とノイジー選手の不調が気になる」とし、大山選手について「外のスライダーをきっちり投げておけば、抑えられる。全部引っ張るスイングになっている」と解説した。
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■「レギュラーのバッティングではない」
田尾氏はノイジー選手にも「あのドアスイングは、急には直せないんではないかなという気がします。守備が良いと言われながら、使ってもらってはいますけれども」と厳しい評価を口に。
続けて「僕も外野手をずっとしておりまして感じるのは、年間に外野の守備が良くて勝ったゲーム、外野の守備が悪くて負けたゲームというふうに考えると、僕らがやってたころは、そんなにはなかったですね」と持論を展開。
そして「それよりは打てる外野手が必要。僕らはそういうふうに見られて、外野のレギュラーを取るためには打力が必要だということで、打力を磨いてレギュラーポジションを取る。そういう気持ちでいました 。そういう点では今のノイジーのバッティング内容は、レギュラーのバッティングではないんですよね」とバッサリ切った。
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■岡田監督の采配にも…
ノイジー選手を起用する岡田監督に田尾氏は「これだけチャンスで打てない外国人バッターを岡田監督はいつまで使うんだろう。これが僕の本音です 」と苦言を呈す。
また、「これ外からの考えなので。中にいればもっといろんなことが見えていて、『こういう理由があるんだよ』と、 そういうことがあるかもしれません。中の部分がはっきり見えないなかで感じる部分なので、ここはご容赦願いながら聞いていただきたいんですけれども」ともコメント。
そのうえで「これだけ使って結果がなかなか出ないのであれば、期待の若手を使っていくことを重要視したほうがいいんではないかなと思う」と語った。
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■打率2割4分代のノイジー選手
田尾氏が苦言を呈したノイジー選手は26日終了時点で打率2割4分4厘。得点圏打率も1割台と、本来の成績を残せていない。
■田尾氏が岡田監督の采配を疑問視
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)